「ノア 約束の舟」観た on DVD

さて

ノア 約束の舟」を観たのでそれについて語るとしよう。
本作は、2014年公開のハリウッド映画で、誰もが知っていると思われる、旧約聖書の創世記に出てくる「ノアの箱舟伝説」を映画化した作品。ラッセル・クロウ主演。後から知ったが、ダーレン・アロノフスキー監督作品である。

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アロノフスキー監督と言えば、「レスラー」や「ブラック・スワン」を観たけど、どちらもちょっと暗い、救いのない作品だったな。嫌いじゃないけど。

簡単にノアの箱舟伝説について、創世記から抜粋。

6:12 神が地を見られると、それは乱れていた。すべての人が地の上でその道を乱したからである。
6:13 そこで神はノアに言われた、「わたしは、すべての人を絶やそうと決心した。彼らは地を暴虐で満たしたから、わたしは彼らを地とともに滅ぼそう。
6:14 あなたは、いとすぎの木で箱舟を造り、箱舟の中にへやを設け、アスファルトでそのうちそとを塗りなさい。

7:11 それはノアの六百歳の二月十七日であって、その日に大いなる淵の源は、ことごとく破れ、天の窓が開けて、
7:12 雨は四十日四十夜、地に降り注いだ。
7:13 その同じ日に、ノアと、ノアの子セム、ハム、ヤペテと、ノアの妻と、その子らの三人の妻とは共に箱舟にはいった。
7:14またすべての種類の獣も、すべての種類の家畜も、地のすべての種類の這うものも、すべての種類の鳥も、すべての翼あるものも、皆はいった。

話を映画に戻すと、この作品はいろいろと創世記から改変されていて、話の流れが分かりにくい。創世記では、主(神)がノアに箱舟を造るよう、明確に指示を出しているのに、映画ではノアが夢の中で洪水のイメージを見て、神の計画を忖度すると言う筋書きになっている。

おやじが急に、「洪水が来るから舟作るぞ、しかも動物もつがいで全部積むぞ」って言い始めたら、家族は正直気が触れたと思うだろうよね。 f:id:iGCN:20150216223755j:plain 家族構成にも改変があって、創世記にはノアの三人の子とその妻たちが箱舟に乗ったとあるのに、映画では長男だけが妻(エマ・ワトソン)を娶っていて、次男・三男は独身と言う設定。

中でも次男坊のキャラ設定が目茶苦茶で、長男が嫁といちゃついているのを見て、性欲が亢進してアタマおかしくなって、親父(ノア)に向かって「俺にも女をよこせ!」って言ったら「主は必要なものは必ずくださる」みたいなことを言われてしまって埒が明かないもんで、近くの集落に女を拉致しに行くと言う無謀ぶりを発揮。この件をきっかけに、ノアに造反するようになってしまうというひどい男だ。

もう一つ、巨大な箱舟を作るのを助けてくれる「堕天使」というキャラクターが登場するのであるが、これの造形がペプシのCMに出てくる鬼そっくりで。いつ小栗旬が出てくるか、ハラハラしちまったよ。

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ちなみに旧約聖書の記載に従えば、洪水が起こった時ノアは600歳、息子達は100歳です。見えねー。 まぁ、当時の人々は寿命が900年くらいあったようだから、別にいいか。

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まぁそんな感じで突っ込み処満載の作品だったな。熱心なキリスト教信者が見たら、腰を抜かすよ。

40/100点

では


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