一松園でとろろ汁
さて
今日は東海道五十三次の宿場町として有名な丸子(まりこ)宿へ行って参りましたわ。お目当ては丸子宿の名物の「とろろ汁」であります。
トロロ
丸子宿のとろろと言うと、圧倒的に「丁子屋」さんが有名で。かくいう自分も静岡へ越してきてから初めてとろろ汁を食したのは丁子屋さんでしたわ。
- こちらの広重の浮世絵に描かれているのが丁子屋さんらしい。
今日は2回目と言うことで、丁子屋の隣にある一松園(いっしょうえん)に行ってきました。
一松園は、丁子屋と比べると店の構えも地味で全く目立たない感じ。
店内は丁子屋と同じく古民家風だが、あちらが江戸時代の古民家とすれば、こちらは昭和の古民家と言った風情。
お座敷に通されたが客は正直まばら。
メニューを開くといろんな種類のセットがあるようだが、一番基本の「丸子」を選択。
丸子セット(とろろ汁)
- とろろ汁
- 麦御飯
- 小付
- 赤だし
- お新香
- 果物
と言う内容。
麦飯
デフォルトの麦御飯の盛りが少なくて驚いたけど、おひつにたっぷり盛ってきてくれてあるので心配ご無用。
とろろをたっぷり麦御飯にかけ、薬味のネギを振りかけて流し込むとふんわりと醤油の味がついていてとっても美味しゅうございました。
隣の某有名店とつい比べちゃうけど、あっちのは味があまりなくて、卓上の醤油とか塩とかで自分で味を調整しないといけないんだけど、こちらのはしっかりとした味わいがあって完成されていました。
どっちか選べと言えば、味で言えば間違いないく一松園を選ぶけど、観光客が一度きり喰うなら、隣の某有名店の方が(歴史的経緯とか、店内の様子を含め)無難かなと思いましたわ。
では