アイアンマン トニー・スターク社長が少年にアイアンマン仕様の義手をプレゼント

さて

Twitter経由で知った話

まずはこちらの動画をご覧ください。


The Collective Project: Robert Downey Jr. Delivers ...

生まれつき右腕のない少年に、トニー・スターク社長(ロバート・ダウニーJr.)がアイアンマン仕様の義手をプレゼントしています。

この義手は、アルバート・マネロAlbert Maneroが率いるLimbitless Solutionsのチームが開発したもので、3Dプリンタで作成されていてコストはたったの350ドルとのこと。現在流通している義手は40000ドルするとのことだから、いかに画期的かがよく分かる。しかも筋肉の電気信号で動きをコントロールできるようだ(実際に動画の中で動かしている)。

ちなみに"Limbitless"ってのは"Limbless(手足がない)"と"Limitless(無限)"をかけているのでしょう。うまいネーミングだな。

Albert
右の男性がアルバート・マネロ氏

以下、マイクロソフトのオフィシャルブログから引用(翻訳 by オレ)。

When Albert Manero was a kid, his parents taught him the importance of making the world a better place.
アルバート・マネロが子供の頃、両親は世界をより良い場所にすることの大切さを教えた。

“My parents always encouraged me to use my education to help others and to dream big dreams,” says Manero, a Fulbright scholar and doctoral student in mechanical engineering at the University of Central Florida.
「僕の両親はいつも、他者を助けるために教育を利用し、大きな夢を持つよう励ましてくれた。」フルブライト奨学生であり、セントラルフロリダ大学機械工学科博士課程の学生であるマネロは語る。

親の教育って本当に大事だな。
3Dプリンタで、拳銃を造るヤツもいれば、こうして義手を作って子供たちに夢を与える人もいるのだ。

He and the Limbitless team have focused on arms for children, whose small prosthetics are harder to build and quickly outgrown.
彼とLimbitlessチームは子供用の義手に専念している。子供用の義手は作るのが難しく、子供の成長は早い。

だからこそ簡単に作成できる3Dプリンタを使っているのだな。40000ドルもする義手が成長してしまってすぐに使えなくなるのでは確かに困るけど、350ドルなら成長に合わせて交換していくことが出来そうだ。

Weeks later, his team watched the 6-year-old boy give his mom a two-armed bear hug for the very first time.
数週後、Limibitlessチームは6歳の少年が生まれて初めて母親を両腕で抱きしめるのを見た。

良い話だなぁ。

普段良い話には見向きもしないんだけど、個人的に好きなトニー・スタークが出てきたのでシェアがてらブログに書いてみた次第です。ロバート・ダウニーJr.が最後までトニー・スタークで通しているのが素晴らしい。

では

ソース:The Collective Project: Changing the world with bionic arms for kids


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