三島由紀夫マニアが行く自衛隊市ケ谷駐屯地見学会

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さて

唐突だが自分は30年来の三島由紀夫ファンである、もとい三島マニアと言ってもいい。

三島由紀夫は「金閣寺」「仮面の告白」などの作品で知られる人気作家で、晩年はノーベル文学賞の候補にも挙げられていたのだが、1970年11月25日に自衛隊市ケ谷駐屯地にて割腹自決を遂げた。

今年は三島由紀夫の没後45周年である。

そこで本日から数回にわたって、三島由紀夫没後45周年特別企画として三島由紀夫に関する事ばかりを書いていきたい。ファンでない方にはゴメンナサイだけど、これを機に一度読んでみるのも一興と思う。

第1回の今回は、「三島由紀夫マニアが行く自衛隊市ケ谷駐屯地見学会」

ではいってみよう!

まずは申込

自衛隊の市ケ谷駐屯地(防衛省市ケ谷地区)では広報の一環として随時見学ツアーが開催されている。

詳しくは以下の公式サイトを参考にして頂きたい

市ヶ谷地区内に所在する庁舎や極東国際軍事裁判(東京裁判)の法廷となった大講堂などを移設・復元した市ヶ谷記念館を御案内しているほか、午前のツアーでは、屋外ヘリ展示場、殉職者慰霊碑を、午後のツアーでは、陸海空各自衛隊の装備品を展示する広報展示室を御案内しております。

見学会は平日の午前午後に行われており、申込は希望日の2ヶ月前から開始、電話またはインターネットで申込ができる。

自分の目当てはもちろん三島由紀夫が割腹自決した旧1号館(現市ケ谷記念館)であるが、これは午前のコースにも午後のコースにも含まれているのでどちらでも構わなかった。午前のコースに申し込んだ。

公式サイト上のフォームから申し込むと、折り返し見学可能とのメールが返送されてきて申込完了。

市ケ谷駐屯地へ

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当日の集合場所は市ケ谷駐屯地の正門。最寄り駅はJR市ケ谷駅、もしくは都営新宿線の曙橋駅となる。

その日のツアーに申し込んでいたのは老若男女合わせて十数名と言ったところか。赤いスーツを着た広報官の女性が案内をしてくれた。

防衛省内なので当然写真撮影が禁じられている場所もあり、事前に注意事項を聞いてからツアー開始。

ちなみに午前の見学コースは、

正門 → 儀仗広場(西側) → 市ヶ谷記念館 → 厚生棟(1階で見学・休憩) → 屋外ヘリ展示場(※注) → メモリアルゾーン → 儀仗広場(東側) → 正門

となっている。

市ケ谷記念館(旧1号館)

市ケ谷記念館(旧1号館)は、1937年に陸軍士官学校本部として建設された。1970年11月25日に三島事件の現場となった、ファンにとっては聖地とも言える場所である。防衛庁の新庁舎建設・移転に伴い、1998年に現在の場所に移設された。

旧1号館が見えてきた!

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正面から望む旧1号館

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玄関の真上のバルコニーから、三島由紀夫は集まった自衛隊員に向けて檄を飛ばしたのである。

この後見学ツアーは旧1号館の中へ進む。

大講堂

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まずは1階の大講堂を見学。ここは東京裁判の裁判場となった歴史的にも貴重な場所である。写真右手に展示ケースが見えるが、太平洋戦争に関する様々な品が展示されている。

栗林忠道中将の写真

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栗林忠道中将が家族へ宛てた手紙

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栗林忠道中将は映画「硫黄島からの手紙」の主人公として有名。

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栗林忠道 硫黄島からの手紙 (文春文庫)

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東部方面総監室

大講堂見学の次は2階へ移動。待ちに待った三島由紀夫が立てこもり自決した陸上自衛隊東部方面総監室(旧陸軍大臣室)へ。

旧1号館の模型

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東部方面総監室には旧1号館の模型が展示されている。移築前にはもっと大きな建物であった事が分かる。現在は正面バルコニーの下層部分と、その奥の大講堂の部分だけが残されている。

三島由紀夫の刀傷

総監室のドアには、三島由紀夫が残したとされる刀傷が3ヶ所今もそのままに保存されている。

三島由紀夫が残した刀傷その1
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三島由紀夫が残した刀傷その2
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三島由紀夫が残した刀傷その3
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三島由紀夫が演説したバルコニー

東部方面総監室の窓からは、三島由紀夫が演説したバルコニーが見える。ファンとしては非常に感慨深い。
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三島由紀夫最期の地

総監室のこの場所で三島由紀夫は割腹自決した。
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総監室を出ると、途中お土産物ショップへ寄ったりして、敷地内を一周。

多用途ヘリ「ひよどり」

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ミリオタの人には萌えるのかも知れないけど、自分には分かりません。

自衛隊殉職者慰霊碑

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殉職した自衛隊隊員の方々のための慰霊碑。

黙祷を捧げる。

日々日本国のために命がけで働いてくださっている自衛隊員の方々には感謝の念しかない。

おみやげ

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途中のお土産物屋で買ってきた自衛隊特注のカップヌードル。中身は普通のヤツと一緒。

さいごに

三島由紀夫マニアが行く自衛隊市ケ谷駐屯地見学会でした。

申し込むだけで無料で行けるので、平日に休みがとれる方にはお勧めしたい。

では


MAMOR(マモル)2015年12月号

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