映画「キラー・エリート(2011)」観た on DVD

さて

TSUTAYAで借りてきたDVDシリーズ、「キラー・エリート(2011)」を観たのでそれについて語るとしよう。2012年日本公開、ゲイリー・マッケンドリー監督。ジェイソン・ステイサム、クライヴ・オーウェン、ロバート・デ・ニーロ出演。

あらすじは

ジェイソン・ステイサム演じるダニーは凄腕の殺し屋。ハンター(デ・ニーロ)と組んで数々の任務をこなしてきたが、殺し屋家業に嫌気がさして足を洗い堅気の暮らしを始めたばかり。

ある日、ダニーの元に一通の封書が。中には拘束されたハンターの写真と航空券が。ハンターを救いに行ったダニーは、ハンターの身柄と巨額の報酬と引き換えに、オマーン族族長の3人の息子たちを殺害した元SAS隊員を事故に見せかけて暗殺するという任務を引き受けることに。

ダニーは二人の相棒と共に元SAS隊員の捜索を始めるが、対する元SAS隊員側からスパイク(クライヴ・オーウェン)が彼らの前に立ちはだかり、激突するのだった。。。

というお話だ。

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豪華スターの共演作だが?

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自分はジェイソン・ステイサムの隠れファンで、彼の切れ味鋭いアクションが大好きなのだが。さらにロバート・デ・ニーロ、クライヴ・オーウェンという大スターが共演している作品として、これは面白いに違いないと喜び勇んで借りてきたのであるが。

うーん。イマイチ乗り切れなかったな。

一つには、デ・ニーロの出演シーンが少な過ぎる。

冒頭の人物紹介パートで、ステイサムと暗殺ミッションを遂行するシーンがあって、そこでマシンガンを乱射するんだけど、そこは「うほっ、『ヒート』みたいだな、デ・ニーロ最高!」って思ったのだけど、それ以降はデ・ニーロの見せ場はほぼなし。

だって、劇中8割くらいの期間軟禁されているんですもの!

もっと、デ・ニーロの活躍が観たかったわ!

ところで写真のシーン。

軟禁されたデ・ニーロをジェイソン・ステイサムが救い出しに行くシーンなんだけど。

ジェイソンは銃口に拾ってきたパンをあててサイレンサーがわりに使っているんだけど、デ・ニーロはそこまで気が回っていない。結果デ・ニーロが発砲した銃声を聞きつけて敵が大勢やってきてまた囚われてしまうのだけど・・・

デ・ニーロ先生、、、もっと気を使おうよと。

物語をはしょり過ぎ

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あと、劇中3人の元SAS隊員を暗殺するんだけど、暗殺実行に至るまでの筋道がずいぶんと省略され過ぎて違和感があったな。

例えば、暗殺対象者が訓練軍行に参加すると言うので、軍行中に暗殺しようとしてジェイソン・ステイサムが基地に忍び込むんだけど。

え、そんな簡単に潜入できるわけなくない?

ていう位あっさりと潜入しちゃう。

もっと個々の暗殺エピソードを深く描いても良かった気がするけど、そうすると時間が足りないのか・・・

ステイサムアクションはマァマァ

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期待していたジェイソン・ステイサムのアクションシーンだが、椅子に座らされて後ろ手に拘束された状態からの格闘シーンが結構良かったかも。倒れている敵に対して前転ドロップを決めて椅子ごとアタックみたいなシーンは良かった。

あとクライヴ・オーウェンと鬼ごっこしながらビルの屋上を逃げ回るシーンも良かったな。

さいごに

事前の期待値が高過ぎたせいか、イマイチ楽しめなかった。ちょっと残念。

本作DVDの一番の見どころは、実は予告編で流れていた「ロボット」という作品。ラジニカーント主演のインド映画で、短い予告編の中でもインド映画特有のハチャメチャさがかいま見えてメチャクチャ見たくなったわ。

では

35/100点


デ・ニーロといえばヒート!
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「ロボット」ブルーレイ
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