"J.T.S. Brown. No ice, No glass."
さて
昨日Wiredのこちらの記事を読んだ。
詳しくは記事を読んで欲しいのだが一部引用すると、
世界反ドーピング機関(WADA)は、アーチェリー、オートレース、バイクレース、競艇、エアースポーツの5つのスポーツにおいてアルコールを禁止している。(中略)「しかし特定の分野では、アルコールがパフォーマンスを向上させることも理由になっています」。アーチェリーがそれに当たる。
アーチェリーなどの標的を狙う競技では、アルコールが体を弛緩させることが理由のようだ。スムーズに弓を引いて放つためには筋肉の弛緩が必要だが、アルコールが緊張した筋肉を弛緩させ、動きを安定させるのである。
とのこと。なるほどねー。
ビリヤードもアーチェリーと同じく「標的を狙う競技」だから、酔うことでパフォーマンスが向上するんだろうな。
映画「ハスラー」とJ.T.S. Brown
ところで自分がこの記事のタイトルを読んだ時に真っ先に思い出したのが映画の「ハスラー」である。ポール・ニューマン主演の1961年公開のアメリカ映画でビリヤード賭博がその主題となっている。
この映画を自分は数年前にDVDで観たのだけど、劇中でポール・ニューマン演じる「ファースト・エディ」ことエディ・フェルソンがビリヤードをしながら酒を飲むんだ。彼のお気に入りの酒がJ.T.S. Brownというバーボンで、注文の仕方が一風変わっている。
ファースト・エディは酒を注文する時に、
"J.T.S. Brown. No ice, No glass."
と言うんだよね。
日本語に訳せば、
「J.T.S. Brownをくれ、氷もグラスも要らないぜ」
ってところ。
するとJ.T.S. Brownのボトルが運ばれてきて、ポール・ニューマンがそれをぐいぐいあおるんだな。
ちなみに以下にyoutube動画を貼って置く(注文するところだけだけど)。12秒位のところ。
酒を呑むポール・ニューマンの姿が当時の自分にはこの上なくカッコよく見えて憧れたものだ。まぁ真似したことはないけど。
J.T.S. Brownはいずこに
「ハスラー」を観て以来、J.T.S. Brownを呑んでみたいなと思い続けてきたけど、いまだに出会ったことがない。
もしかしたら天国にいちばん近いショットバーにはあるだろうか。
近々訪れてみるとしよう。
流石に"No ice, no glass"とはいかないけど、せめて"No ice."で飲りたいところだね。
今日はこんだけ。
では
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