静岡マラソン2018への抱負と展望

さて

昨日3月5日は静岡市内はドピーカンの晴天で、絶好のマラソン日和のもと静岡マラソン2017が開催されました。

何を隠そう私もいち市民ランナーとしてエントリしていたので参加してきました。

マラソンエントリに至る経緯

学生時代こそ運動部に所属していて日々の鍛練をかかさなかった私ですが、学生時代に身に付けた大食いの習慣だけが残り、運動をする機会がめっきり減ってしまった社会人以降は体重は増加の一途をたどり、今では学生時代のベスト体重+10kgオーバーの巨漢となってしまいました。

どげんかせんといかん!と一念発起して毎日ジョギングしはじめる、ほど人間が出来た自分ではありません。基本、外的強制力がないと動き出さないズボラ人間ですので、敢えて今回のマラソンに出場すべくエントリしたのが昨年の10月25日のこと。

この時の自分の思考回路としては、

マラソン大会にエントリする→マラソンに向けてジョギングしはじめる→体重も減り走力が身につく→マラソンを完走して意気軒高!

というものだったが、案の定エントリしたことで安心してしまい、全く運動しはじめないと言う体たらく。

着火材料としてApple Watch Nike+を買ったところ、そのレビューと称して数度ジョギングに出かけたものの習慣づくに至らなかった。

あまりの自分の不甲斐なさに嘆息しつつ、自分を追い込むためにピアプレッシャーをかけることを思いつき、昨年の忘年会の席で来年の抱負として「静岡マラソンに出場して完走します!」とぶち上げたものの、その宴会の帰り道に躓いたわけでもないのにふくらはぎの肉離れを起こした(ウソのようなホントの話)。翌日整形外科を受診したら、「少なくとも6週間は安静にしていて下さい」との御託宣Orz...

そんなこんなでトレーニングもままならぬうちに本番を迎えてしまったのでした。

そんな状態でフルマラソンを完走できるはずもなく、結果は途中棄権と言う散々なものでした。レース中は来年度に向けて、周りのランナーを注意深く観察して服装やグッズの参考にさせてもらうと言うことを主眼に置いていました。お陰様でいくつか得られた知見がありましたので、記事として残し来年への抱負とさせていただきます。

フルマラソンお役立ちグッズまとめ

ランニングウェアについて

この日はドピーカンと言うこともあり、レースが始まると身体も温まり気温の上昇とともに大汗をかく事になった。自分は薄手の長袖長ズボンのジャージを着て出走したのだが、周囲のランナーは半袖半ズボンのウエアの下に、機能性下着やタイツを履いているようだった。これは見た目だけでなく、機能的にも筋肉の動きをサポートしてくれる優れもののようだ。

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サングラス

晴天下のマラソンでは、サングラスも必需品だろう。特に静岡マラソンでは後半延々と海岸沿いを走るコース設計になっていて日差しが強い。スポーツ用のサングラスと言うとオークリー、ナイキあたりだろうか。

Oakleyオフィシャルストア: アイウェア、ゴーグル & アパレル

http://www.nikevision.com/ja/

シューズ

カラフルで見た目のカッコイイシューズを履いている人がいた。後から調べたらスイス製のOnというブランドのシューズのようだ。「ランニングシューズ界のアップル」あるいは「ランニングシューズ界のダイソン」と称される新進気鋭のメーカーらしい。

カッコイイシューズを履いたら早く走れそうな気がしてしまう自分は見た目から入るタイプです。はい。

On - オン|スイス生まれの高機能ランニングシューズ&ウェア

時計

時計に関しては、今回Apple Watch Nike+のGPS機能を使ってログを取ってみた。使用したアプリはRunkeeperだが、設定をうっかり間違えて、走行中に距離、時間と心拍数が表示されていた。距離/時間は重要だが、レース本番においては心拍数よりも走行ペース(○○min/km)のほうが重要だ。設定を見直しておく必要がある。

Runkeeper- GPS ランニングトラッカー

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  • 無料

Apple Watch 2では内臓GPSによりiPhoneを一緒に持っていなくても走行コースのログが取れるのだ。これは非常に便利。帰宅するとiPhoneと繋がって勝手にログをアップロードしてくれる。実にストレスフリーだ。

応援Navi

応援者向けのiPhone/Andoroid用のアプリが公式サイトで紹介されていたので、家族のiPhoneにインストールして利用してもらった。

今どきのマラソン大会は、各選手にランナーズチップと言う計測機器が配布されて、5kmごとの関門で選手の通過を電子的に管理するシステムが整備されている。

応援Naviは、この情報を利用して、選手の現在予想位置を表示してくれるアプリである。家人曰く、ほぼ予想通りのタイミングで待っている地点に到達したとのことだった。実に有用である。

ただしペースが乱高下するランナーの現在位置の良そうは難しいのかも。

ゼッケン留め

大会出場時には前胸部にゼッケンを装着することが義務づけられている。四隅に穴が開いていて、一緒に送付された安全ピンで付けるのであるが、ウエアに穴が開いてしまう。

周りのランナーを観察すると、ゼッケンの四隅を丸い部品で固定している選手が何人かいた。帰宅してからググってみたら、ウェアに穴を開けることなくゼッケンを固定するグッズがあるらしいと知った。来年出場する時は是非利用したい。

ウェストポーチ

ウェストポーチに栄養ドリンクやスマートフォンを入れて走っている人を多くみかけた。スマートフォンに関しては走りながら写真を撮っている人を多数見かけたけど、特にスタート直後の人が大勢込み合っている中でそれをやるのは大きな危険が伴う。他人にぶつかってスマホを落として割ったりしたら身も蓋もない。

自分は少なくともスマホを持って走る気はないけれども、いざと言う時のエナジーチャージ用の栄養剤を持ち運ぶのは何かの助けになりそうだ。

静岡マラソン2018にむけて

マラソンにエントリしたら運動習慣が身につくだろうと言う甘い考えをまず捨てることにしよう。来年の大会のエントリはおそらく今年の秋ごろに開始になるだろうから、それまでに運動習慣が身についていればエントリすることにしたい。

具体的にはエントリ開始までに体重が65kgを切っていたらエントリしようと思う。現状からは10kgの減量が必要でハードルは高いが。

では