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Noblesse Oblige 2nd by iGCN

湘南生まれ湘南育ちだけどサーファーではありません。しぞーかじん歴4年。最近アラがとれたアラフォーのおっさんです。サザンオールスターズと加山雄三が好きです。でも横山剣さんの方がもっと好きです。

「ティファニーで朝食を」を観た on Netflix

さて

名画「ティファニーで朝食を」をNetflixで観たのでそのことについて語るとしよう。

日本公開:1961年
監督:ブレイク・エドワーズ
原作:トルーマン・カポーティ
出演:オードリー・ヘップバーン、ジョージ・ペパード、ミッキー・ルーニーなど

「ティファニーで朝食を」って誰もがタイトルは聞いたことがある名画だと思うけど、実際に観たことある人は少ないんじゃないだろうか。恥ずかしながら自分もこれまで観たことがなかった。

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あらすじ

ニューヨークの街で男達を手玉に取りながら自由気ままに生きる美女ミス・ゴライトリー(オードリー・ヘップバーン)は、アパートの1階上に引っ越してきた売れない作家のポール・バージャック(ジョージ・ペパード)と出会う。奔放なミス・ゴライトリーに振り回されるポールだが、やがて彼女を愛していることに気付く・・・

というお話だ。

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ティファニーは飽くまで宝飾店

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タイトルで言う「ティファニー」はもちろんアメリカの有名宝飾店のTiffany&Co.のことであり、なかでも特にニューヨークの5番街にある総本店のことを指している。ティファニーは飲食店ではないから食事をすることは出来ないが、主人公のミス・ゴライトリー(オードリー・ヘップバーン)は「赤い気分」になった時に気を紛らすためにティファニーを訪れるという設定になっている。映画冒頭ではタクシーで5番街のティファニー本店の前に降り立ったミス・ゴライトリーが紙袋からパンとコーヒーを取り出して朝食を摂るシーンが描かれている。

映画の後半では主役の二人が実際にティファニー本店を訪れるシーンが描かれている。貧乏な二人はお菓子の景品で貰った指輪に文字を彫ってもらうのだが、実際にティファニー本店で同じことを依頼したらきっとやってくれないんだろうな。

高級娼婦を演じた?オードリー・ヘップバーン

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映画を見終わってから、本作についてネットで色々と調べてみたら、ミス・ゴライトリーは「高級娼婦」であると書かれていた。おおよそ「娼婦」とは最もかけ離れたところにオードリー・ヘップバーンのイメージはあったので、映画を観ながら彼女が娼婦の役を演じていたことに全く気付かなかったわ。

それを示唆していたのは「化粧室に行くたびに男達が50ドルのチップをくれる」という繰り返し語られるセリフだったのだが、ウブな私は「1960年代のアメリカの男達のデートの作法なのかなぁ」くらいにしか思っていなかったし、実際に娼婦としての仕事をするシーンは当然描かれていない。

英語のこちらの掲示板でも彼女の正体について議論が繰り広げられている。

Breakfast at Tiffany's - Was she a prostitute? (showing 1-50 of 52)

“prostitue(売春婦)"というよりは"paid escort(エスコート嬢)"だという意見が出ていて、自分としてはこの意見を支持したいところだ。

ステレオタイプな日本人の描かれかた

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本作にミスター・ユニヨシ(ミッキー・ルーニー)という人物が登場する。ミス・ゴライトリーが暮らすアパートの最上階に住んでいて、しょっちゅう鍵を無くすミス・ゴライトリーにたたき起こされて鍵を開けさせられたり、彼女のホームパーティのらんちき騒ぎの騒音に悩まされる可哀そうな役どころなのだが、ご覧の通りの黒縁眼鏡に出っ歯(撮影時に入れ歯をつけていたそうだ)という当時のハリウッドが考えるステレオタイプな日本人像として描かれている。

こういうステレオタイプな日本および日本人の描かれかたって、本当につい最近まで残っていた気がする。記憶に新しいところでは1993年の映画「ライジング・サン」でもひどい日本人が描かれていたな。

最近はケンワタナベやヒロユキサナダなど日本人俳優がハリウッドに進出して、彼らの努力もあって偏見的な描かれかたは減ってきているように思う。

若かりし頃のジョージ・ペパードを観られて嬉しかった

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ティファニーで朝食を観たかった一つの理由は、若かりし頃のジョージ・ペパードが出演していることだ。

ジョージ・ペパードと聞いてピンと来ない方もいるかもしれない。アラフォーからアラフィフのおっさんであればきっと一度は彼の姿を観たことがある筈だ。

後のジョージ・ペパード
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まだ分からない?

これでどうだ!

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そう、彼ジョージ・ペパードこそは大人気テレビドラマシリーズ「特攻野郎Aチーム」でチームのリーダー、ハンニバルことジョン・スミス大佐をを演じていた人物なのだ。

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子供のころに毎週楽しみに観ていた「Aチーム」のハンニバルが若かりし頃にオードリー・ヘップバーンと共演していたという事実を知った時にかなり驚いた記憶がある。

今回「ハンニバル大佐」の若い頃の姿を見ることが出来て嬉しかったな。ジャパネット元社長のこちらの発言をなんとなく思い起こしたり。

吹き替え版もあり

今回Netflixでは字幕スーパー版で観賞したのだけど、吹き替え版もあって、そちらはオードリー・ヘップバーンを池田昌子、ジョージ・ペパードを野沢那智が吹き替えているようだ。吹き替え版で観るのも大いによいと思う。

さいごに

まぁでも何と言っても本作はオードリー・ヘップバーンの自由気ままなコケティッシュな魅力を楽しむ作品だと思う。恥ずかしながら彼女の出演作は「ローマの休日」と「マイ・フェア・レディ」しかまだ観てないので、他の作品も色々と観たいですね。

85/100点

では