#Netflix オリジナル映画「デスノート」観た

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さて

Netflixのオリジナル映画「デスノート」を観たのでそのことについて語るとしよう。ネット上の評判では散々叩かれていてちょっと不安だったけれども、個人的にはそこそこ面白かったと思う。

公開:2017年8月25日
監督: アダム・ウィンガード
原作:大場つぐみ/小畑健
出演:ナット・ウルフ、マーガレット・クアリー、キース・スタンフィールド、ポール・ナカウチ、ウィレム・デフォー、マシ・オカなど
上映時間:100分

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舞台をアメリカシアトルに翻案

本作のあらすじは

頭脳優秀だがいじめられっ子で教師からも目をつけられているシアトルの高校生ライト・ターナーは、ある日空から降ってきた革表紙のノートを拾う。リュークと名乗る悪魔が現れ、そのノートに人の名前を書くとその人物が死ぬという。ライトはテレビで見た凶悪犯罪者たちを次々と殺していき、世間では徐々に神格化されていく。一方、相次いで犯罪者が不思議な死を遂げることに疑問を感じた捜査機関は天才的探偵の「L」に捜査を依頼、ライトとLの死闘が始まるのだった・・・

というお話だ。

「デスノート」は多くの方がご存知と思うが、大場つぐみ/小畑健による漫画が原作で、日本でも映画化やTVドラマ化された大人気作である。自分は幸か不幸か原作漫画を半分くらいまで読んだだけで、本作のストーリーを詳細には知らない状態で映画を見始めた。

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本作では舞台をシアトルに移して、主人公のライトもアメリカのナードな高校生という設定になっている。主人公がナードというのは、ある種アメリカ高校ドラマのお約束で、チアリーダーに所属するワナビーの女の子に密かに想いを寄せつつ、アメフト部のジョックたちからいじめられているというお約束設定が本作でも生かされている。

ゴア描写はきつめ

「デスノート」というタイトルの通り、人が殺されるシーンが多数出てくるのでゴア描写は正直かなりきついものがある(特に最初の犠牲者が「断頭」で殺されるシーンはグロい)。

それぞれ瞬間的にしか映らないけども、そこはあえて描写する必要ないんじゃないのかな?と思ったわ。

リュークを演じたウィレム・デフォーの怪演

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素顔でリュークを演じても違和感ない

物語の鍵を握る死神の「リューク」を怪優ウィレム・デフォーが演じている。エンドロールでちらっと映るメイキング映像では、デフォーがモーションキャプチャでリュークを演じている様子が残されていた。

劇中に何度か登場するリュークは原作に近い形でCG合成されているのだけど、正直ウィレム・デフォーが素顔でそのまま演じていても違和感がなかったように思う。

主人公の二人が頭良さそうに見えない

原作の「デスノート」の最大の魅力は頭脳明晰なライトとLの丁々発止のやり取り、一種コンゲーム的なところにあったのではないかと推測しているのだけども、本作の二人はそんなに頭が良さそうに見えないのがちょっと残念だった。

自分は原作の大ファンというわけではないから、一本のオリジナル映画として観られたけども、原作のファンが見たら確かにがっかりするのだろうなとは思う。

さいごに

というわけで、「デスノート」のファン以外にはお勧めできる一本。ゴア描写耐性のある方のみご覧ください。

では

70/100点