2015年静岡マラソンを振り返るー完結編

さて

3月1日に開催された、静岡マラソン2015を振り返る記事の第4段、完結編です。

静岡マラソンコース図 f:id:iGCN:20170306162713g:plain

この記事では来年度のレース攻略に向けて何を改善すべきかを考えたいと思います。

そもそも圧倒的に走り込みが足らなかった

昨年の第1回静岡マラソンでは、自分は5時間22分台のタイムで完走した。これはネットタイムなので、実際には関門の制限時間ギリギリだったのだがとにかく完走できた。 今年は先の記事に書いた通り、31km地点で無念の棄権をした。天候は確かに不良だったが、去年に比べれば今年はまだマシだったように思う。

昨年度との絶対的な違いは、事前のトレーニング量だ。自分はNike+ Runningアプリでジョギングの記録をつけているけど、それを振り返ってみても昨年のレース前の方が良く走り込んでいた。

今はまだ体にダメージが残っているが、回復してきたら来年度へ向けての走り込みを始めたいと考えている。

マラソン理論のお勉強が必要

練習するにもやみくもにやっても仕方ないから、ある程度の理論武装が必要だ。amazonでマラソンについての書籍を調べてみたが、幾つかの流派、というか人気コーチがいる様子。
代表的なところでは、

小出義雄氏

Qちゃんこと、高橋尚子のコーチとして有名な方。

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金哲彦氏

小出監督と一緒にリクルートランニングクラブでコーチをしていた方。著書が多い。

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岩本能史氏

数々の「非常識理論」で多くの市民ランナーに支持され、 エリート市民ランナーを次々と世に送り出した異端のランニングコーチとのこと。今回初めてお名前を知ったが、なんとなくよさげ。

「船頭多くして船山に登る」と言うし、誰か1人を選んで著作を読んでみようと思う。

レース前日の過ごし方

レース前日は。

本番前は、自己管理がとても大切になります。前日の睡眠は 7~8 時間確保し、起床は最低でもレース開始の4時間前に設定しましょう。

静岡マラソンはスタートが8:20だから起床時間は4:20、逆算すると遅くとも21:20には寝なくてはならない。
普段、自分は23−24時に寝て6:30頃起きている。結局今回のレース当日も、同じような睡眠パターンで過ごすことになってしまった。
その結果起こったことは。

スタートする少し前から便意(大・小ともに)が襲ってきていた。

自分は普段から朝食を摂ると良い感じに便意が来るのであるが、この日はレース前には全く便意が来なかったのであった。来年度は早起きして、朝食も早めに摂ろうと決意した次第。

レース当日は早起きしましょう。ただし、早起きするためには当然(充分に睡眠するためにも)、早寝をしなくてはならない。突然前夜に早く寝ると言うのもなかなか難しいので、レース前は早寝早起きのサイクルをあらかじめ作っておいたほうが良いのではないかと考えた。

レース中の補食

今回のマラソンでは、自分で準備した補食は当日朝買ったゼリー飲料のみ。思い返せば昨年は初めての出走だったので、気負ってゼリー飲料を2つとチョコレートを持ち込んで、出走直前やレース前半にちびちび食べていたのであった。
補食が不足していたせいか、20km地点の手前くらいから空腹感が強く、レースへの集中力を削ぐ結果となった。

理想的なレース中の補食については検討が必要だと思うが、しっかり準備をしておくべきだったと後悔。

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レースウェア

体を守るウェアの選択も重要だ。今回は貴重な教訓を得た。

手袋

2015年度の大会はあいにくの雨模様。昨年の教訓を生かして、今年は手袋を準備した。この手袋が実は少し裏目、というかイマイチだったのは、雨の水分を吸って重くなってしまったのだ。途中気持ち悪くて外したのだが、外したら外したで風で手が冷えてかじかんでしまって、濡れた手袋でもはめていた方がまだマシと言う苦境だった。
手袋については、ジョギング専用のちゃんとしたヤツを購入すべきと思った。

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風雨対策について

同じく雨天対策だが、今年はゴミ袋に穴を開けて作った自家製ポンチョを着て出走したのであるが、これだと腕の部分が全く保護されないのである。実際問題として、腕がずぶ濡れになってしまったことで、真綿で首を締めるように体力が奪われ失速した。

周りのランナーを見ると、腕までちゃんと覆えるポンチョを来ている人が多かった。大会前日に訪れたマラソンフェスタの会場でもポンチョが売られていたのだが、たかだか数百円を惜しんでゴミ袋ポンチョを着ることにしたのだった。

来年は(もし雨なら)ちゃんとしたポンチョを着るか、あるいは撥水素材で出来たジャケットを着ようと心に決めた。

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計時の重要性

マラソンを走るにあたって、ペース配分は非常に重要だと思う。体感時計も有用かも知れないが、やはり時計が必要だ。自分はデジタル時計は持っていなくて、アナログのG-shockをレース中ははめていたのだが、前半はまだまだ時間を計算する余裕があったのだが後半になると頭も働かなくなってきて、アナログの時針から経過した時間を勘定するのが面倒になってきてしまった。

その結果、と言うわけではないが、オーバーペースになってしまったことが今回の敗因のひとつとも考えている。

デジタル時計だと、ストップウォッチ機能を使えば一目で経過時間が分かるので便利だろう。ランニング専用設計の時計であればラップタイムの計測も出来るし、いろいろ調べるとペース配分を事前に設定すれば、実際の時間経過とのズレを教えてくれる時計もあるみたいだ。

GPS機能付きのものを選べば、走行距離が確認できるしログもとれるけど、その分高額。自分は基本Appleユーザだから、iPhoneとの連携を重視したいので、ここは要検討かな。

http://shin-kuroiwa.hateblo.jp/entry/2015/01/20/165833

shin_kuroiwaさんの記事。参考になります。

まとめ

「まとめ」と称したTo Doリストです

  • マラソン理論の本を買ってお勉強
  • 勉強した理論に則って走り込みを
  • レース前から早寝早起きを習慣づける
  • ランニングウォッチを買う
  • レーシング用手袋を買う
  • 袖付きのポンチョ、もしくは撥水素材のジャケットを買う

来年度の目標

  • まずは完走する
  • 目標タイム:5時間を切る!(サブ5)

頑張ります!

では