映画「イントゥ・ザ・ストーム」にイントゥした on DVD

さて

TSUTAYAで借りてきたDVDシリーズ「イントゥ・ザ・ストーム」にイントゥした(観た)のでそれについて語るとしよう。2014年公開、スティーヴン・クォーレ監督作品。

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お話はと言うと、一言で纏めれば「竜巻ディザスター群像劇」である。一応主人公らしい人物として高校の教頭先生とその2人の息子が出てくるのだが、それ以外にもアホな動画を撮ることに血道を上げているYouTuberとか、ストームチェイサーとか、あるいは主人公の息子の恋人とか多数の登場人物たちが出てくる。

主人公は高校の教頭

主人公らしい教頭を演じているのは、リチャード・アーミティッジと言う俳優さんなんだけど、劇中ずっと「ちょっと筋力の足りないヒュー・ジャックマン」にしか自分には見えなくて。

ウルパリン

「筋力がないから、ヒュー・シャックマンだな、あるいはウルパリン?

などと失礼なことばかり考えていた。

最初、堅物で息子たちとの折り合いが悪い様子が描かれているのだが、竜巻からのサバイバルを通じて父親らしさを回復すると同時に淡いロマンスも感じさせる、良い役どころだ。

クレイジーなストームチェイサー

もう1人注目の登場人物は、ちょっとクレイジーなストームチェイサーグループのリーダー、ピート(マット・ウォルシュ))。竜巻の映像を撮るためならばどんな犠牲も厭わない。竜巻撮影専用に設計された装甲車「タイタス」を駆って竜巻を追い掛け回している。

mat

この人、どこかで観たことあるなぁとは全く思わなかったんだけど、後々Wikipediaで調べてみたら、なんとあの「TED」に出演しているとのこと。あ、コメディ映画の方のテッドね。
役名は「トーマス」で、マーク・ウォールバーグが演じる主人公の勤務先の上司の人だった!テッドに愛車をぶつけられて傷物にされてしまうあの人。写真を並べて見比べると確かに同一人物なんだけどな。全く気付かなかった。

thomas

この人も、最初は悪役担当で最後にはむごい死を迎える役どころで、死亡フラグを立てまくってるんだなぁと思って観ていたんだけど、良い意味で期待を裏切られたな。

映像表現の凄まじさ

まぁ映像に関してはVFX全盛のこのご時世ですから、普段決して体験の出来ない(体験したくもない)巨大竜巻の猛威をこれでもかと言うほど見せつけてくれて十二分に満足した。まさに竜巻に「イントゥ」した感があった。

一方で映像表現のみならず人間ドラマもわりかししっかりと描いていて好感の持てる作品だったな。

85/100点

では