静岡旬香亭 美食の万国博覧会やぁー
さて
静岡市内で一番美味い店(オレ認定)、旬香亭でランチしてきたのでそれについて語るとしよう。
静岡市葵区駿河町、常盤公園そばのビルに店を構える洋食屋である。
ランチに行きたいなと以前から思っていたが店が混んでいるらしく、何度かフラれて数度目のチャレンジでようやく予約がとれた。
この日はおまかせコースのAを注文。3240円のコースで、内容としては
オードブル・スープ・サラダ・メイン
※メインをお選び下さい ビーフステーキ / ビーフカツ / ビーフシチュー /本日の魚料理/ 粗挽きハンバーグステーキ
となっている。
事前にメインを何にするか尋ねられたので、ビーフシチューとちょっと迷ったもののビーフカツを注文(大正解)。
ひっそりとした佇まい
店構えは非常にひっそりとしており、和風の引き戸が入口になっている。入口の右上にこじんまりと店の看板がでているけど遠目には分からない。隠れ家風の作りと言えよう。
この日は車で来たんだけど(駐車場はないので近隣のコインパーキングを利用)、店の前を車で通ったのに全く気付かなかった。
店内はモダンファーニチャー風の店構えと言うか、インテリアについてはよく分からないので割愛するけど明るく清潔感がある(これ重要)。
2階の席に通されたが、大正昭和時代の古いビールのポスターとかが貼ってあって文明開化の味がした。
圧巻の美食のオンパレードに感涙
注文は事前にしてあるので、飲み物だけ注文してサーブ開始。
あとはグチグチ言うのもなんなので写真を見ながら話しましょう。
オードブル盛り合わせ
ガラスの涼しげな器に盛られたオードブルの数々。
ちなみに左から
- タコのマリネ
- 切り干し大根と鶏肉
- 生ハム
- ラタトゥイユ
- 木耳入り卵焼き
- 山芋のなにか
- マスカルポーネチーズとトマト
- 牛肉の佃煮
フレンチ風であったり、中華風であったり、あるいは和風であったりと、他国籍風の味付けでどれもこれも美味しかった。
まさに美食の万国博覧会やぁー
コーンスープ
コーンスープ自体が美味しいのは当たり前で、中央に乗っかっている泡が「焼き醤油を泡立てたもの」とのことで、こいつを崩しながらスープとあわせて食べると普通のコーンスープが焼きトウモロコシ風味になると言う素晴らしい一品。
そしてメインのビーフカツ
メインのビーフカツ。この赤々とした艶やかな断面をとくとご覧じろ!
一口噛めば肉の脂身と衣の脂が渾然一体となって得も言われぬ風味を醸し出すのだ。火入れの具合が絶品なんだな。これは美味い。永遠に食べ続けていたい。
ちなみに旬香亭の支店の神田小川町のとんかつポンチ軒はミシュランのビブグルマンを獲得している。
〆のオムライス
〆はオムライス。タコと大根の入ったライスが入っている。ダシの利いた餡がかかっててそれも相まってなかなか美味。この時点でかなり満腹だが、まだまだ続きます。
デザートのかき氷
デザートはケーキなどの選択肢もあったがかき氷を選択。選んだ味は抹茶金時。
これがまた絶品なんだな。口の中でホロホロと溶けていく氷の儚さを思うと涙が出てきます(おおげさ)。
かき氷を掘り進んでいくと、器の底のほうになんとバニラアイスが隠れていた。嬉しいサプライズですね。
まとめ
旬香亭さんは大げさでなく静岡市内で一番美味い店と思う。上記の内容で3240円と言うのはリーズナブルを通り越して、これで儲けあるんですか?と心配になるレベルだ。
オードブルからデザートまで、非の打ち所のない構成。うまい物好きには堪らない。
リピート必至だけど、次はいつ行けることやら。
では