町山智浩脚本の映画「進撃の巨人」を宇多丸さんはどう評価するのか?

さて

今週末、8月8日放送予定の「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」の映画評論コーナー、「週刊映画時評 ムービーウォッチメン」で、今何かと話題の映画「進撃の巨人」が取り上げられることになった。

http://www.tbsradio.jp/utamaru/www.tbsradio.jp

自分はリスナー歴1年に満たない新人であり、静岡県在住で生放送がないためPodcastのみを聞いていると言う甘ちゃんではあるが、毎週宇多丸さんの映画評を楽しみにしている。

題材になった映画はちゃんと複数回観に行って、監督の過去作品を見直したり、原作本を読んだりと、誠実に映画評論を行っている宇多丸さんに非常に好感を覚えている。

生電話で町山氏が登場

ムービーウォッチメンのコーナーでは、毎週評価する作品をガチャガチャを回して選ぶと言う方式をとっている。候補作品が7−8作品紹介され、それらの映画の名前を入れたカプセルを投入したガチャガチャ(ムービーガチャ)を回して評価する作品を選ぶのだ。

ガチャガチャで出てきた作品以外にどうしても評論したい映画がある場合には、宇多丸さんが自腹で1万円を払ってもう一度ガチャガチャを回すことが出来ると言う制度をとっている。

前回(8月1日)の放送では、いくつか候補作が紹介されたあとに「関係者自薦枠」としてなぜか映画評論家の町山智浩氏が唐突に生電話で登場して、自身が脚本を担当した「進撃の巨人」を候補に挙げたのだった。

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この時点でなんだかなと思ったし、もともと町山氏に関しては喋り方がネオテニーっぽくて生理的に受け付けないんだけど、なんでか無理やりに「進撃の巨人」を推してきて困ったなぁと思った。

シネマンディアス宇多丸も運命に逆らう?

その後、ムービーガチャマシンを回して一回目に当たった作品はドルフ・ラングレン主演の「バトルヒート」

www.battleheat.jp

するとなぜか町山氏が1万円を支払うと申し出て、もう一度ガチャガチャを回すことになったものの、ガチャガチャが詰まって動かなくなり、やむなく目をつむって上からカプセルをとり出すと言うグダグダの展開。その結果一発目に「進撃の巨人」を引くと言うナンダカナーの流れ。

宇多丸さん、運命に逆らい過ぎです。

過去の放送でも、誰だか忘れちゃったけど監督が自らの作品を推すメールを送ってきたことがあって、でもガチャガチャを回したら当たらなくて宇多丸さんが「当たりませんでした、スイマセン」と言ってたことがあった。

今回のはちょっと無理やり過ぎ。

↓YouTube動画を貼っておく。町山氏の登場場面は28:37すぎから↓

宇多丸さんの映画評論家としての命運が問われる

客観的に見ればM山氏に買収されたと言っても過言ではない展開(もっとも自腹の1万円は最終的にリスナーに還元されることになっているのだが)に、これは宇多丸さんの映画評論家としての命運が問われる状況だと思ってしまう。

【悲報】ライムスター宇多丸、5日後に実写映画『進撃の巨人』評を町山が聴いてる前で行い映画評論家人生終了wwwwwwwwwwww

絶賛←自分の意見が言えない評論家として終わる 中途半端←チキン野郎として終わる 酷評←町山に干されて終わる

2015/08/05 10:45

この問題を取り上げた、にゃぁ速VIPにあったこの発言が全てを物語っている。

絶賛←自分の意見が言えない評論家として終わる
中途半端←チキン野郎として終わる
酷評←町山に干されて終わる

まぁ町山に干されるって事はないと思うんだけど、どっちにしても正直に言えば、こんな宇多丸さんは見とう(聞きとう)なかった。

週末の放送が恐ろしいです(実際には月曜にPodcastで聞きます)。放送圏内の方は是非生放送でご確認して報告してください。

まとめ

毀誉褒貶相半ばすると言うよりはむしろ悪評の方が多い印象のある映画「進撃の巨人」を宇多丸さんがどう評価するのか、生暖かく見守りたい。怖くて聞きたくない気もするけど。

あ、ちなみに自分は原作は途中まで読んだけどその後はフォローしておらず、映画もまだ観ていない(今後も観に行くつもりはなし)。

では

追記:8月11日に宇多丸さんの映画評について記事を書きました

igcn.hateblo.jp


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