新幹線でアフォガートすると意外とウマイ
新幹線でアフォガートすると意外とウマイ
さて
最近お気に入りのグルメハックをご紹介しましょう。
まぁタイトルがずばりそのままなんだけども。
新幹線に乗るとお腹空くよね
2ヶ月に一度くらい新幹線に乗る機会がある。乗車時間は長くても2時間くらいなのだが、新幹線に乗るとついついお腹が空いてしまうのは旅情を誘われるせいか、書店に行くとウコンしたくなる条件反射と同様の生理的現象か。
とにかく車内販売で食べ物を買ってしまうのだ。本当はビールでも飲みたいところだが新幹線に乗るのは大抵ビジネストリップなのでそうもいかない。
というわけで、新幹線の車内販売でアイスを買うのがお気に入りになったのだった。
ちなみに、新幹線の車内で売られているアイスはスジャータ謹製である。
新幹線の車内販売のチャンスは一度きり
しかし、ご存知の通り新幹線の車内販売はなかなか廻ってこないのである。そらまぁ10両以上の編成の列車を(おそらく)1人で担当しているのだろうから、単純に考えても往復するだけで1時間はかかるのじゃないか。
「幸運の女神は前髪しかない」と言うけど、新幹線の車内販売も前髪しかないのだ。
2時間の乗車時間のうち、車内販売で購入するチャンスは一度しかない。アイスを食べたい、けどコーヒーも飲みたいなぁ、じゃぁ一緒に頼んじゃえと言うわけで、いつしかアイスクリームとコーヒーを同時に購入するのが習いとなった。
スジャータって褐色の恋人だよね
ところでスジャータと言えば、「褐色の恋人」というキャッチコピーでも知られている通り、もともとはコーヒーフレッシュのメーカーである。
アラフォーのおっさんである自分には、
スジャータァ、スジャータァ、白い色のスゥージャァータァー
というCMソングが懐かしい。
冷静に突っ込むと、「褐色の恋人」は"恋人 of 褐色(コーヒー)"を意図しているのだろうけど、そのまま字面通りに解釈すれば"恋人 is 褐色"なんじゃないか。しかし、「白い恋人」だと別のお菓子になっちゃうしなぁ
閑話休題
スジャータがコーヒーの恋人であることに気付いた時、「だったらアフォガートにしちゃえば良くね?」と思いついたのだった。
アフォガートとは
アフォガートまたはアッフォガート(イタリア語:affogato)とは、バニラ風味のアイスクリームやジェラートに飲料をかけて食べるスタイルのイタリアのデザート。「affogato」とはイタリア語で「溺れた(アイスクリーム)」の意である。かける飲み物はエスプレッソが最もポピュラーであるが、コーヒーや紅茶やリキュールなどバリエーションが豊富
本来はエスプレッソをかけるのが王道なのだが、コーヒーをかけても良いのである。
コーヒーフロートと何が違うの?って言うと、フロートは文字通りアイスがコーヒーに浮かんでいるのに対して、アフォガートではアイスをコーヒーで溺れさせる(アイスにコーヒーを注ぎかける)と言う違い。
新幹線車内販売アフォガートの作り方
では、気になる新幹線車内販売アフォガートの作り方を解説していこう。
まずは何はともあれ材料を手に入れなければならない。
車内販売のお姉さんが来たらすかさず手を上げてアッピール、バニラアイスクリーム(290円)とホットコーヒー(320円)をゲットしよう。
計610円(高いな!)。ちなみにクレジットカードは使えないよ(東海道新幹線の場合)。
ところで新幹線の車内で売っているスジャータアイスはメチャクチャ硬い。長時間持ち運ぶ関係で限界まで冷却しているためだろう、仕方ない。
これが自宅であればレンジでチンして柔らかくしてから食べるところであるが、新幹線の車内ではそうも行かない。
ここは時間で解決。コーヒーを啜りながら、アイスの温度が上がって柔らかくなるのをしばし待ち、おもむろに中央部から攻め込んでいこう。
適度な深さの穴が掘れたところで、そこにコーヒーを注ぎつつ食べれば即席新幹線車内販売アフォガートの完成である。
見た目がアレなので写真でお見せできないのが残念である。
さいごに
新幹線に乗る機会があったら、是非お試しください。
最初のほうで書いた通り、新幹線の車内販売は前髪しかないからチャンスは一度きりですよ。
車内販売のお姉さんが来たら勢い良く手を上げましょう!
では
(この文章は19文字で表現できる内容を100倍に膨らます技術的挑戦の成果である)