最近ブログネタに困っているのはインプットが圧倒的に足りないせいと気付く
さて
ここ1ー2週間、ブログ記事のネタに困ることが増えてきた。ネタに困るあまり、ネタがないことをネタにした記事を自己言及してパラドックスに陥ったこともあった。
ふと思い至ったのだが、アウトプットに苦労するのはインプットが足りないせいなのではないかと言うこと。
この場合のインプットとはすなわち、読書であったり映画を観ることであったり、芸術に触れる、旨い物を喰う、散策する、などなど外界からの刺激全てを指す。
アイディアとは既知のものと既知のものの組み合わせであるから、自分の中に既にあるものの組み合わせ以上のものをアウトプットすることはできない。
良質のアウトプットを継続していくためには良質のインプットを積み重ねていくしかない。
では、実際に自分のインプットの量はどのように変化したのか。
幸いこの1年間ブログを真面目に書いてきたので、そのデータに基づいて振り返ってみたい。
書評・映画評の記事数を検証
この1年間、読んだ本はほぼ全てブログで紹介したし、観た映画(映画館/テレビ/DVD)についても全て記事に書いてきた。
そこで、各月ごとの書評・映画評の記事数を手動でチェックし、グラフ化したものが以下の図表になる。
書評記事:13本/年(平均月1.1本 )
映画評記事:41本/年(平均月3.4本)
書評記事の圧倒的少なさに我ながら驚いた。平均したら1ヶ月に1冊しか読書できていない計算。3月まではそこそこ読書をしていたのに、4月以降はほとんど読書をしていないことが分かった。
映画評のほうは7月までは平均して月4本くらい観て記事に書いていたのに、8月以降は激減していて、10月に至っては記事数が0になっている。
インプット激減の理由は
インプットが激減した理由、それはひとえに8月に子供が産まれて育児に時間を費やしていると言うのが一番大きい。
朝は早くから仕事に出て、遅くに帰ってくれば妻と交替して子供の面倒を見る。子供をお風呂に入れて寝かしつけたらばもう自分も寝る時間。
今は居間を子供の寝室として使っているため、子供が寝静まったあとにDVD観賞をすると言うこともできない。
読書についてはかつては電車通勤だったので毎日往復の電車内で本を読むことができたが、居間は自動車での通勤となったため読書することができない。
インプットを増やす方策を考えたい
ではインプットを増やすにはどうすればよいか。答えは簡単で、他の活動を犠牲にして時間を捻出するしかない。
具体的には子供を寝かしつけてから自分が寝入るまでの小一時間。
現状、この時間ははてブの無限チェックに充てられてしまっているのだが、これを読書時間とする。
そもそも寝る前にパソコンやスマートフォンの画面を見つめ続けるのは睡眠の質を著しく下げることになりよろしくない。
寝入る前に本を読むことで良質の睡眠が得られるのではないかとの期待もある(本を読むと眠くなるタチではないが)。
映画鑑賞については、家庭事情を鑑みると劇場へ行ってみるのは不可能。DVDをこっそり借りてきて自室のパソコンで観るしかない。映画を観ようとすれば2時間前後のまとまった時間が必要だから、隙間時間にちょこちょことというわけには行かない。
2時間まとめた時間を確保するには睡眠時間を犠牲にするしかないと思うのだけど、そうすると翌日の仕事にも差し障るから週末限定で夜寝る前にこっそり観るしかないかなぁ。
さいごに
ネット巡回(主にはてブ)している時間が長過ぎるのが根本的問題であると自分では気付いているのだが、敢えて色々と考察してみた。
ネットで得られる情報はS/N比が低過ぎて物理的な情報量はあるけれども、自分の中では良質なインプットとは見なしていない。
今日はこれだけ。
では