ホテルグレイスリー新宿のゴジラビュールームに泊まってきた
さて
先日の事であるが、新宿歌舞伎町のホテルグレイスリー新宿のゴジラビュールームに泊まってきたのでそれについて語るとしよう。
ホテルグレイスリー新宿は、歌舞伎町の中心コマ劇場の跡地に建てられた東宝ビル内にあるホテルである。もともとコマ劇場の周辺は夜中ともなれば酔っ払いと客引きが渾然一体となってとても治安の悪い地域であまり近寄りたくないような場所であった。
今回、数年ぶりに訪れて、ホテル周辺は整備されて昔よりはきれいになっていたけど、やっぱり夜の危なっかしい感じは変わらなかったな。
ゴジラビュールームとは
ホテルグレイスリー新宿の目玉は、8階のテラス部分に設置されたゴジラヘッド。そして、そのゴジラヘッドを間近に見られる特別室がゴジラビュールームである。
ゴジラビュールーム公式サイト↓
gracery.com
今回泊まったのは9階にあるゴジラビュールームで、部屋の窓からゴジラヘッドを間近に楽しむ事ができる特別室である。1日6室限定販売。ちなみに価格は固定ではないが、自分が泊まった日は21000円でした(たっかー)。素泊まりでこの値段でっせ!
ちなみに室内にゴジラの巨大フィギュアが設置されたゴジラルームと言う特別室もあるが、こちらは30階にあるようなのでおそらくゴジラヘッドを(室内から)見る事はできないと思われる。
ホテルへのアクセス
ホテルは先述の通り歌舞伎町の中心、コマ劇場の跡地にあるので歌舞伎町の雑踏の中を歩いて行かねばならない(リッチな方はタクシーを使った方が良いけど、タクシーも結局歌舞伎町の中を走るので同じか)。正直一泊2万円以上とるホテルの立地としてはテンションが下がらざるを得ないのだけど、遠めにもはっきりと見えるゴジラヘッドを目の当たりにすればそんな文句も吹き飛んでしまう。
ドン・キホーテ前より
徐々に大きく見えてくるゴジラヘッド
ホテル直下よりゴジラヘッドを見上げる
ゴジラをフィーチャーしまくりのロビーフロア
ビルに入り、奥まったところにある専用エレベータを使ってフロントのある8階へ。過去のゴジラ映画のポスターを集めたパネルがお出迎え。
写真がぶれていて申し訳ない。
ちなみにアラフォーのオッサンである自分のゴジラ初体験は「ゴジラ(1984)」である。親父に連れられ藤沢の映画館に観に行って、帰りになぜだかゲロった事を今でもよく覚えている。今や科捜研の女になってしまった沢口靖子が当時はまだナビスコリッツで若々しく美しかったし、スーパーXがカッコよかったのにあっけなくやられてしまっり、色々と思い出深い。
閑話休題。
8階のフロントでチェックイン。ゴジラビュールーム専用アメニティを受け取り9階の部屋へ向かう。
ゴジラビューと専用アメニティ
ゴジラビュールーム室内
窓に近づいて行くと
窓外にはゴジラヘッドの雄姿が!
専用アメニティ1:トートバッグ
専用アメニティ2:ハンドタオルと小物入れ
専用アメニティはぶっちゃけショボイ。間近で見るゴジラヘッドは迫力があるのだけど、(写真でも分かる通り)窓が汚くて視界が遮られるのがかなり不満。ちゃんと窓掃除して欲しい。
8階テラスからゴジラヘッドを見上げる
ゴジラヘッドが設置されている8階のテラスへ行ってみた。こちらは一応ホテルの宿泊客と、8階にあるラウンジの利用客のみが入れると言う規則になっている。
間近で見るゴジラヘッドは恐ろしい迫力だった。
放射能火炎を吐くゴジラヘッド
毎日12時、15時、18時、20時にはゴジラヘッドが放射能火炎を吐き、咆哮する演出が行われている。うっかり見逃すところだったわ。
部屋の窓から動画を撮影したのでご覧下さい。
さいごに
新築ホテルだけあって、詳しくは触れなかったけど室内はきれいだし、バス・トイレ周りのアメニティも悪くなかった。が。話の種(ブログの種)としてはゴジラビュールームに泊まれたのは良かったと思うけど、歌舞伎町のど真ん中と言う立地を考えると他の一般客室には泊まりたいとは思わないな。
客層も中国人の観光客ばかりだったし(都内はどこもそんな感じか)。
では
おまけ1
ホテルグレイスリー新宿が建つ敷地の一画に、古びた雑居ビルが残されている。歌舞伎町のラーメン二郎、通称「かぶじろう」も入居しているビルだ。壮絶な地上げ闘争があったんじゃないかと妄想する。よく耐え忍んだなぁ。
かぶじろうには若い頃は何度かお世話になったけど、今回はお腹いっぱいだったので行かず。
おまけ2
ゴジラビュールームに泊まるには事前にホテル公式サイトでの予約・クレジットカード決済が必要なんだけど、カード明細を見たヨメが「なんでこんなにホテル代が高いの!」と大激怒。「春節の爆買いで中国人観光客が押し寄せていて、都内のホテルはどこも高いんだよ」と言い訳して事無きを得た事をここに記しておく。
では