「痔」は「ぢ」じゃなくて「じ」だよねという話
さて
世に痔主の方も多からんと推察する今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
痔と言えば、ヒサヤ大黒堂と言う刷り込みが少なくとも私の脳髄には浸透しているのですが、あの赤字の
ぢ
の看板。
一度見たらば終生忘れ得ぬインパクトを与えてくれます。
ところで
ぢ
は漢字では
痔
と書く事は皆様これまた御存知の事と思われますが、この漢字、
ぢ
と打ち込んでもパソコンでは決して変換してくれないのであります。少なくとも当家の環境では変換してくれません。
痔
の読みがなは、実は
じ
なのであります。
痔
を
ぢ
と読む、あるいは書いてしまうのはヒサヤ大黒堂が巧妙に仕組んで我々を洗脳しているのであります。
文部科学省は日本語教育のなんたるかについてヒサヤ大黒堂の広報担当者に抗議すべきではないのでしょうか。
なぜ私が
ぢ
について熱く語っているかと申しますと、先日済ませました確定申告の医療費控除申請におかれましては医療費の金額とともに
治療内容、医薬品名など
を書く必要がございまして、そこに
自治領
もとい
痔治療
と書こうとして
ぢちりょう
と打ち込んだら変換してくれなかったもんで、永年の洗脳から醒めたのでありました。
冷静に鑑みますれば、
痔
という痔、もとい字は「病垂れに寺」と書くのでありまして、その読みがなが「じ」となるのもむべなるかなではあります。
皆様におかれましてもぜひ覚醒していただきたいと思い、筆を執った次第であります。
では