映画「コラテラル」を観たon Netflix
さて
GW引きこもりNetflix三昧企画。映画「コラテラル」を観たのでそれについて語るとしよう。
日本公開:2004年
監督:マイケル・マン
出演:トム・クルーズ、ジェイミー・フォックス、ジェイダ・ピンケット=スミス、ハビエル・バルデム、ジェイソン・ステイサムなど
あらすじは
タクシードライバーのマックス(ジェイミー・フォックス)はある夜、ヴィンセントと名乗る謎の男(トム・クルーズ)を拾う。一晩タクシーを貸し切ると言う申し出を渋々受けたマックスだったが、ヴィンセントは実は殺し屋でLA市内を移動しながら次々と標的を殺害して行く。マックスも殺しの片棒を担がされ・・・
というお話だ。
巨匠マイケル・マン繋がり
今回「コラテラル」を観ようと思い立ったのは、映画「ヒート」を久々に見返して相も変わらず傑作だったことに感激し、「マイケル・マン先生は天才!」と確信して他のマン監督作品を観たくなったことから。
「ヒート」と同じくロサンゼルスを舞台とした作品だが、主に夜のLAを舞台に話は進んで行く。都市の夜の姿を切り取るのがマン監督はうまい気がする。
今回悪役に徹したトム・クルーズ
マン監督作品の中では最大のヒット作となったのがこの「コラテラル」だが、トム・クルーズが初の悪役を務めたと言うことも話題になった作品だ。
銀髪に染め、女はみんなイチコロさの伝家の宝刀の笑顔も封印して冷徹無比な殺し屋を演じきっている。そうは言っても実はいい人でしたというオチなんでしょう?と思ったら最後まで悪人だったのは少々想定外だった。
実直なタクシードライバーを演じたジェイミー・フォックス
もう1人の主役、ジェイミー・フォックスは実直なタクシードライバーと言う役どころだが、周遊殺人ツアーのガイド役に抜擢されてしまい、嫌々協力させられる。最初は嫌がっていたくせに途中は妙にリラックスしていたり、調子に乗って殺し屋を演じてみたりと、なかなか難しい役どころ。
その他意外な登場人物達
ジェイソン・ステイサム
みんな大好きジェイソン・ステイサムが映画冒頭に登場する。空港でトム様とすれ違いざまに殺しのターゲットの情報を渡すと言う役どころ。クレジットはされていない、いわゆるカメオ出演と言うヤツだ。
ハビエル・バルデム
殺し屋のトム様を雇った悪人フェリックス役で出演。していたのに、ハビエル・バルデムだと全く気づかなかった。エンドロールで名前を発見して、どこに出てたっけとふり返って気づいた。この人演じる役によって印象が全く違う。カメレオン俳優だな。
さいごに
傑作「ヒート」と比べると流石に劣るけど、サスペンス映画としては普通に面白い一品。
85/100点
では