僕が飛行機に乗る時のたった一つのドレスコード

さて

昨日はてブで新着に上がっていたこちらの記事を読んだ。

SFC修業中の方が飛行機に乗る際のドレスコードについて書かれた記事で、読みながらなるほどなぁと納得してしまった。

自分はここで偉そうに飛行機のドレスコードについて語るほど飛行機に乗る機会はないのだけど、年に1−2回くらいは飛行機に乗ることがある。その際に自分が心がけているたった一つのドレスコードについて語ろうと思う。

弾性靴下を履くこと

僕が飛行機に乗る時に心がけているたった一つのドレスコード、それは弾性靴下を履くことだ。「男性」靴下じゃないよ、「弾性」靴下ね。別名を着圧ソックスとも呼ばれているけど、要するに弾力性のある素材で作られた靴下のこと。これを履くことによって脚を圧迫して下腿の筋ポンプ作用の増強および、微小循環を改善させて脚が疲れにくくなると同時に深部静脈血栓症、いわゆるエコノミークラス症候群を予防することができるのだ。

深部静脈血栓症とは

深部静脈血栓症というのは、主に脚の静脈の中に血栓(血の固まり)ができてしまって脚が腫れ上がる病気。手術後に長期間ベッド上で安静にしていたり、エコノミークラス症候群の名前の通り飛行機などで長時間座り続けているとふくらはぎの筋肉の収縮が起こらず、静脈血液が心臓に戻るスピードが低下して血栓ができやすくなるのだ。

サッカー日本代表の高原選手が発症したことや、東北大震災後に車の中に避難して寝泊まりしていた人々が発症して死亡例がでたことがよく知られている。脚の静脈にできた血栓が運悪く肺のほうに飛んでしまうと肺動脈血栓塞栓症になり、これはリアルに命取りになる病気である。

弾性靴下による深部静脈血栓症の予防

弾性ストッキングは,下肢を圧迫することにより静脈の血流速度を増加させ,下肢への静脈うっ滞を減少させる.また,うっ滞や静脈拡張の結果生じる静脈内皮の損傷も防止する.ほかの予防法と比較して,出血などの合併症がなく,簡易で,値段も比較的安いという利点がある.

静脈血栓塞栓症予防のガイドラインより

静脈血栓塞栓症予防のガイドラインでも弾性靴下(ストッキング)の着用が推奨されている。

個人的にはこれ以外に、

  • 水分を多めにとって脱水にならないようにする
  • 定期的に機内を歩き回り、屈伸運動などする
  • そのために通路側の席を取る

などを実践している。

オススメ弾性靴下

自分が実際に使っているのは福助のSHAPERS FOR MENシリーズの商品。
[asin:B00EHAI6Z0:detail]

ロングホーズ(ハイソックス)でふくらはぎ全体をぴったりした圧力で圧迫してくれる。自分が使っているのはこのシリーズの五本指ソックスなんだけど、amazonでは取り扱いがなかった。個人的趣味で五本指ソックス以外は履かないことにしている。

女性にお勧めなのはメディキュットシリーズ。

ウチの奥さんも妊娠中に履いていました。

さいごに

弾性靴下は飛行機に乗る時だけでなく、営業とか接客業とかの立ち仕事の人たちや妊婦の浮腫予防にもオススメである。一日終わった後の足の疲れが全然違うので、是非一度お試しいただきたい。

では