すずや新宿本店でとんかつ茶漬け大盛り
さて
先日上京した折に、新宿歌舞伎町のとんかつの名店、すずや新宿本店でとんかつ茶漬けを食べてきたのでそのことについて語るとしよう。
ビルが新築されて店も移転していた
すずや新宿本店があるのは新宿歌舞伎町一番街の入り口という絶好のロケーション。1954年の創業以来同じ場所で営業しているようだ。東京で大学生をしていた頃、まだ若くて怖いもの知らずだった自分は歌舞伎町界隈にも時折出入りしていたのであるが、腹が減るとよくこちらでとんかつ茶漬けを食べていたのだ。
当時は2階に店舗があって、昼時ともなれば大行列で階段にまで待ち客が溢れかえっているような状況であった。
時は流れてフォーになったおっさんの自分は十数年振りにすずやを訪れたのだったが、まず店舗のビルが新しく建て替わっていたことに驚かされた。新しいビルでは地下1階から4階までがドトールになっていて、すずやは5階に移転したようだ。店に行くのにはエレベーターに乗らねばならず、これはとくに一見のお客さんにとってはハードルが高いのではなかろうか(新宿歌舞伎町というロケーションもあるし)。
窓から見えるはYUNIKA VISION
店に上がると案の定、土曜日の12時過ぎという書き入れ時にもかかわらず、店内はガラガラであった。どこでも好きな席にどうぞと言われたので、窓際のカウンタ席に陣取ることにした。
目の前には靖国通りを挟んだ対面のヤマダ電機のビルが見える。上層階のモニタビジョンではずっとAIのPVが放映されていて、とんかつのような高カロリー食品を食べることに罪悪感を覚えさせられたが、あまり気にしないことにしよう。
迷わずとんかつ茶漬けを注文した。迷わず大盛りで。
これが新宿すずやのとんかつ茶漬けだ!
ご覧の通り、熱々の鉄板に一口サイズにカットされたとんかつが乗せられている。さらにその上にはくたっと丁度良い塩梅に茹でられたキャベツと刻み海苔。とんかつにはしょっぱい醤油ベースのタレがいい感じに染み込んでいるが、かといって衣のサクサク感は維持されているという奇跡のバランスの上に成り立っている料理である。
山盛りのキャベツの中からとんかつを発掘。まずはカツとキャベツで普通にライスを食べるのである。
ちなみにオシンコとライスはおかわり自由となっている。
カツが残り2−3切れになったところで、カツとキャベツをご飯にのせる。
店員さんに声をかけると熱々の川根番茶を持ってきてくれる。これをとんかつにかけて。
とんかつ茶漬けの出来上がり。アツアツでウマ〜!
久しぶりに食べたけどやっぱ美味いや。
さいごに
すずやのとんかつ茶漬けは、いわば「とんかつ版ひつまぶし」と言っても良いかもしれない。唯一無二の激ウマグルメなので、新宿を訪れる機会があったら是非お立ち寄りくださいませ。
では