Apexレンタル館でカメラレンズを借りてみた
さて
私が現在愛用しているデジカメは、Panasonicのマイクロフォーサーズの名機GX7-MK3である。
パナライカが付属する単焦点レンズキットを買って、15 mmの広角撮影をもっぱら楽しんでいたのである。私のデジカメ遍歴の中で最も長く愛用していたのがGR digial IIだったので、ちょうど同じくらいの慣れ親しんだ画角が私には使いやすいレンズである。あまりレンズには詳しくないので、偉そうなことは言えないけど、さすがライカ!という写りをしてくれて、素人なのに写真が上手くなった気にさせてくれる。
望遠レンズが欲しくなった
そんな単焦点ライフを楽しんでいた私に、どうしても望遠レンズが必要になる事態が発生した。うちの娘っこが近所の神社の「稚児行列」に参加することになったのである。昔ながらの装束を身にまとった子供たちが、街中を練り歩くイベントである。
この姿をどうしてもカメラに収めたくて、しかし単焦点の広角レンズでは離れた距離から撮影するのは困難だから、中望遠レンズが欲しくなった。
1本目のレンズがパナライカだったので、せっかくだからパナライカで揃えたいなと思い、LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mmに狙いを絞り、価格コム等で調べてみたのだが、最安値でも8万円を超えていて ちょっと気軽には買えない値段。
そこでふと思い立って調べたところ、レンズをレンタルできるサービスがあると知り、今回利用してみたのである。
Apexレンタル館
レンタル館を選んだのは、単純に私が借りたかったレンズの在庫があって、短期間の借り出しができるという理由。それと、借り出し・返却ともに宅配便で可能という点である。
基本的な手続きは全てWebサイト上で完結して、初回だけは本人確認(住所確認)のため免許証などの証明書の画像をサイト上からアップする必要がある。
レンズレンタルは最短1日(当日返却)からレンタル期間を選べるが、宅配便での受け渡しの場合は最低2泊3日からのスタートになる。
私が借りたかったレンズは2泊3日で7000円という値段設定だった。8万超えのレンズを7000円で使えると思えば安いもの(?)だ。なお、レンズは使用開始日の前日には届くことになっており、さらに最終日の24時前までに発送手続きを完了すれば良いことになっているので、2泊3日とはいえ実質的には3泊4日なのである。
クロネコさんが運んでくれた
レンズはクロネコさんが運んできてくれた。箱は返却時にも使用するので、くれぐれも乱暴に開けないようにしたい。
中には厳重に緩衝材で守られたレンズ本体と、レンタルガイドブック、内容物のチェックシートなどが入れられていた。
早速愛機に装着してみる。小型機のGX7MK3にはやや大ぶりでバランスが悪い気もするが、さすがはマイクロフォーサーズ規格、手にとってみれば重さはさほど気にならないのである。
このレンズを使って思う存分撮影させてもらった。
作例をあげようと思ったけど・・・
やめておきます。
と思ったけど1枚だけ上げておきます。
返却は元の箱に戻すだけ
使い終わったレンズは元の箱に戻して、内容物に不足がないかチェックシートでチェックをして、箱に同梱されている返却用梱包テープを使って封をして、これまた同封されている返却用の宅配便伝票を貼り付けてコンビニに持ち込んで発送するだけ。
超簡単。
レンズが先方に届き次第返却確認メールが届くので、これにて手続き完了である。
さいごに
一眼レフカメラのレンズって買うと高いし、仲間がいれば貸し借りとかもできるのかもしれないけど私にはそういうお友達がいないので、今回利用したレンズレンタルサービスは大助かりだった。
もちろんマイクロフォーサーズ以外にも各種マウントのレンズが豊富に取り揃えられているので、あらゆるニーズに対応してくれそう。
カメラ本体のレンタルもあるので、試してみたい機材がある人は、どうぞご利用くださいませ。
では