海外ドラマ「シカゴ・ファイア」について熱く語ってみる

f:id:iGCN:20171016220404j:plain

さて

かつて一時期アメリカに住んでいた頃、テレビドラマを見て英語を勉強していたのだけども、その中でもお気に入りのプログラムだった「シカゴ・ファイア」について無駄に熱く語ってみる。

「シカゴ・ファイア」とは

「シカゴ・ファイア」は本国ではすでに第6シーズンまで制作され、さらに「シカゴ P.D.」"や"Chicago Med"などのスピンオフ作品が制作されるなど、巨大なエコシステムを形成しつつある人気作品だ。

自分は一時期アメリカに住んでいた関係で、"Chicago Fire"を第一シーズンの放送当初から見ていた。アメリカのテレビの良い点は、放送が終わった後にテレビ局のサイトでオンデマンドでドラマが見られるのだ。しかも、法律で字幕スーパーをつけることが義務づけられている(基本は聴覚障害者のためだが、英語学習者にとってもありがたい)。
英語学習もかねて、かなりいろいろとテレビドラマを見ていた("REVOLUTION"とか、"Hannibal"とか、"The Following"とか。これらはいずれも日本でDVD化されている)けど、なかでも一番面白かったのがこの作品だ。

「シカゴ・ファイア」のあらすじ

「シカゴ・ファイア」はごく大ざっぱに言えば、消防署を舞台にした「ER」みたいな群像劇。消防士や救急救命士たちの日々の活動、オフに見せる恋愛模様などを描いている。アメリカって「ER」とか「グレイズ・アナトミー」とか、職域群像物のドラマがすごく多いよね。医療ものだと急患が運ばれてきたりしてスリルを盛り上げるけど、本作では消防署が舞台になっているもんで、しょっちゅう火災現場や事故現場に出動して、いやがおうにもスリルが盛り上がるのだ。

地のドラマの部分と、救急現場のアクション部分のバランスが絶妙で。シフト中の消防士達は消防署でだらだらテレビを見てたりみんなで飯を食ったりして、職場内恋愛進行中のカップルは署内でいちゃついたり喧嘩したりしてるんだけど、唐突に救急要請のアラームが鳴ると、一気にみな真剣な表情になって現場に急行するのだ。

アクションシーンも良くできていて、毎回ハラハラさせられる。

「シカゴ・ファイア」の登場人物たち

ガガ様とかつて婚約していた、テイラー・キニーが準主役で出演している。まぁ基本が群像劇なので、だれが主役と言う事もないのだが、主なキャラクターを思いつく限り紹介してみる。紹介しているエピソードは、自分が見ていたシーズン2くらいまでの内容。俳優名はIMDbにリンクしています。

ケリー・セベライド(テイラー・キニー

セベライド

救助隊スクァッド3・の隊長、イケメンで女にもてると言うキャラクター。後述の救急隊員、シェイとルームシェアしている。父親も消防士だった。毎回、いろんな女と浮き名を流してはトラブってみたり、仲間の嫉妬を買うことも。肩に負った傷を鎮痛薬で誤魔化しながら周囲にばれないように勤務を続けていて、痛みに苦しむ姿もなかなか・・・(ry。肉体美を惜しげもなく披露するシーンも多々あり(自分はゲイではありません)。

レスリー·エリザベス·シェイ(ローレン·ジャーマン)

シェイ

救急隊アンビュランス61の救急隊員でご覧の通りのクール美女だがレズビアン。テイラー・キニー演ずるケリーとルームシェアしている。同じ救急隊員として働く後述のガブリエラ・ドーソンとは喧嘩することもあるが基本的には親友。彼女のレズビアン恋愛エピソードも見どころのひとつ。交際していた女性が男と結婚して出産したことを契機に、子供を持ちたいと考え、ケリーから精子提供を受ける。

ガブリエラ・ドーソン(モニカ·レイマンド)

ドーソン

同じくアンビュランス61の救急隊員。実直な性格ゆえに周囲と衝突してしまうこともしばしば。兄は市警察の警官。後述の消防隊隊長マシュー・ケーシーと交際している。後にケーシーとは別れて新人消防隊候補生のピーター・ミルスと交際を始めるが、2人の間で心が揺れ動き葛藤する。後に、消防隊員を目指すようになる。

マシュー·ケーシー(ジェシー・スペンサー

ケーシー

本ドラマシリーズの主役に相当する人物。消防隊トラック81の隊長。リーダーとして隊員からは慕われており、正義感が強くまじめ。ドラマ開始当初は市内の病院に勤務する女医と交際していたが、後に別れてガブリエラ・ドーソンと交際する。母親が夫(ケーシーの父)を殺した罪で服役中であり、彼女を仮釈放させるために尽力している。

ウォリス・ボーデン(エイモン·ウォーカー

ボーデン

シカゴ51消防署の署長。部下からの信頼は厚いが、離婚歴あり。セベライドの父や後述のピータ・ミルズの父とかつて共に働いていた。コストカットのために消防署が閉鎖される危機を迎えた際には、体を張って阻止しようと奮迅する。

ピーター·ミルズ(チャーリー·バーネット)

ミルズ

殉職した消防隊員を父に持つ。母親がダイナーを経営している関係で料理が上手。甘えん坊風のマスクを武器に、消防隊員のドーソンと交際するように。母と署長の過去の関係を知り、署長に反目するようになってしまう。消防隊員への昇格を目指して奮闘中。

と、ここまでが主要キャラ。他にも個性的かつ魅力的な脇役が多数いて、目が離せない(本音は疲れてきたのでここいらで打ち止めにする)。

まとめ

消防署が舞台なだけに、火が着いて熱く語ってしまったけど、「シカゴ・ファイア」シリーズは本当に目茶苦茶面白いので、是非見てください。

国内だとAXNで放映されているのと、DVDも発売されました。

シカゴ・ファイア DVD-BOX

シカゴ・ファイア DVD-BOX

  • ジェシー・スペンサー
Amazon

では