「穢れ」の本質

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あるお寺の住職と檀家の会話

住職:虫歯が出来たもんで、先日歯医者に行ってきたんですよ。

檀家:えぇ、歯医者に。

住職:キュンキュンキュリキュリ虫歯を削ってもらいましてね、何度も通って、ようやく銀歯を被せて治療終了と言う日になりまして。

檀家:キュンキュンキュリキュリって、その擬音語痛そうだな。

住職:虫歯があったのが奥歯だったんで、先生が「大きく口を開けて下さい」って言うので頑張って口を開けてたんですが、先生も奥のほうでやりづらかったのか、時間がかかりましてね。

檀家:ええ

住職:いい加減アゴが疲れてきまして思わず口を閉じてしまって、ガブッと先生の指に噛みつく形になってしまったんですよ。

檀家:歯医者も大変だな、おい。飼い犬にも手を噛まれたことないだろうよ。

住職:先生もビックリしたんでしょうね、持っていた銀歯を私の口の中で落としてしまいまして。それがノドの奥にポロッと転がってきたもんで、私もうっかりしてそれを飲み込んでしまったんですよ。

檀家:銀歯を飲み込んだ、そらぁ大変だ。

住職:大変だと思いますでしょう?でも先生は落ち着いたもので、「銀歯を飲み込んでしまうことはよくあるんですよ*1」なんておっしゃるんですよ。

檀家:よくあるって、、、そんな歯医者行きたくないねぇ。

住職:先生がおっしゃるには、「これから3日間、便をふるいにかけて裏ごしして銀歯を探して下さい」って。

檀家:裏ごしって、、、キューピー3分間クッキングじゃあるまいし。

住職:先生に言われた通りに、便が出る度にふるいにかけて探しましたら、二日目の晩に出てきたんですよ。

檀家:そら良かった。と言いたいところだけどねぇ。

住職:で、ウンコと一緒に出てきた銀歯を先生のところに持っていったんです。もちろんウンコがついたままじゃぁ失礼だから、よく洗って持っていきましたよ。

檀家:ウンコ付きの銀歯なんて捨てちまえよ。

住職:そしたら驚くじゃないですか、先生はその、ウンコと一緒に出てきた銀歯を口にはめるって言うんですよ。

檀家:いやいや、よく洗ったって言っても嫌でしょ、それ。

住職:汚いですが、ウンコと一緒に出てきた銀歯をきれいになるまでよく洗います。その後その銀歯を口の中にはめてごはんを食べる。この時に感じてしまう心理的抵抗が『穢れ』の本質なんです。ウンコが銀歯に残ってなくても感じてしまう。この『穢れ』が様々な差別につながってきた。

檀家:おっさん、なんだい薮から棒に。

住職:これが「穢れ」の本質なんです。

檀家:おっさん、その話、コップとおしっこの話のパクりやろ。昔からよくあるコピペじゃねーか。

住職:・・・・・・

檀家:しかも元ネタを辿っていくと、ひろさちやさんに行き着くらしいで*2*3。未確認情報やけどな。

住職:バレましたか?

檀家:バレバレやで。もうええわ。


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