今年もMacで確定申告。Numbersで医療費控除集計
さて
今年も確定申告の季節がやってきました。というかほとんどの人にとっては確定申告はとっくに終了しているのでしょうが、何事もギリギリまで引きつけずには置けない自分は一昨日になってようやく重い腰を動かした次第。
というのは昨年と全く同じ書き出し。去年もギリギリまで引きつけて確定申告をして、家内の顰蹙を買ったのでした。
今年は例年より1週間早く手をつけたため、余裕を持った申請ができましたわ。自分の場合は確定申告をする主な理由は医療費控除。昨年は出産があったりして医療費がかさんだのでした。
これから妊娠・出産を控えている人々には、是非医療費の領収書を捨てずに1ヶ所に保管しておく事を強烈にお勧めしたい。
今年も国税庁のサイトで申告書を作成
例年、国税庁の確定申告書等作成コーナーからデータを入力しているので、今年もお世話になることに。
これも毎年の恒例であるが、国税庁の推奨する「ご利用のパソコンの環境」を確認すると。
Macintosh環境の場合OS 10.10までしかサポートしていない!
今年も推奨環境外でした。有り難うございました。
そしてここまでの流れは去年の記事と全く同じw。
当家のMacはとっくにEl Capitanにアップグレードされている。El Capitanがリリースされたの、去年の9月30日ですけど・・・ウチだけじゃなく多くのMacユーザが既にアップグレードしているんじゃないのかなぁ。
Safariについても確認したらうちのはVer. 9.0.3だった。Safari 9はEl Capitanと同時デビューだから、El Capitanに国税庁が対応してくれない以上はSafari 9にも対応しないと言う事か・・・
まぁ昨年と同様、推奨環境外ではあるもののめげずに確定申告書の作成を開始した。
医療費集計フォームの入力で一悶着
確定申告のメインの目的は医療費控除であり、通院した時にもらった領収書を元にかかった医療費を集計して行くのであるが、国税庁のサイト上にエクセルのテンプレートファイルがダウンロードできるようになっていて、それに必要な情報を入力して再び読み込ませると言う段取りになっている。
去年と同様、当家のMacBook ProにはMS Officeが入っていないのでここは苦労するところ。
去年はOffice 2016 for Macのプレビュー版を慌ててインストールして事無きを得たのだったが、そのプレビュー版はとっくに試用期限を過ぎていて使う事ができず。
ならばとオンラインアプリのExcelにテンプレートファイルを読み込ませようとしてみたところ、
このブックはパスワードで保護されているため、開けませんでした。
という悲しいエラーメッセージがorz。
Apple謹製表計算ソフトNumbersに救われる
ならばと試してみたのがApple謹製表計算ソフトNumbersである。Numbersではエクセルファイルも読み込む事ができて、かつExcelファイルへの書き出しもできる。
Numbersで開いた医療費集計フォームに受診した日付、病院名、医療費等を入力して、さいごにExcel形式で書き出し、それを国税庁のサイトにアップして医療費の集計を行った。
無事に読み込めたようで、医療費控除で○万円の還付金があると分かり狂喜乱舞した。
念のために書いておくと、申告書の印刷についても対象環境外だけどMacのpreview.appでフツーに印刷できた。
まぁこれも毎年言ってるけど「税務署に持っていくまでが確定申告!」って、「お家に帰るまでが遠足」みたいだけど。
さいごに
シェアを伸ばしている筈なのにここぞと言う時に冷遇されているMacユーザだけど、対象環境外でもなんとか確定申告書の作成ができたので、自分と同様対象環境外のマカーも諦めないで。
では