慶應仲通りにぽっかりと開いた魔窟への入り口@名前のない餃子屋 三田

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さて

今宵は仕事のコンサルテーションで赤羽橋界隈を訪れました。
帰りがけ飯でも食ってくベって事で、昨今話題の食べログのiPhoneアプリを使用して検索したところ高得点をヒットしたのがこの店。
「名前のない餃子屋」
って、名前からしてちょっと胡散臭さを感じるのだが。
 
田町駅から国道1号線に至る慶應仲通り商店街の一角に位置するこの店。
 
慶應大学の側から仲通り商店街に入ってすぐ右側に位置する黒塗りの壁に「餃子」と書かれた赤のれんに赤ちょうちんが下がっただけのひっそりとした佇まい。
 
ふと思い起こすと、数年前に仲通りを通ったときはココんちの軒先には骨がぶら下がっていたような。
つまり、元頑固ラーメンということだ(調べてみると、正確には元元頑固ラーメンらしい)。
 
勇気を振り絞って建付けの悪い引戸を開くと、奥へ向かって一列に並ぶこれまた黒塗りのカウンタにサラリーマンが2人、餃子をつまみながらビールを飲んでいた。
カウンタの中には60代ほどだろうか、おかみさんが一人で店を切り盛りされている。
 
席に腰を落ち着け、
 
餃子定食 700円 
 
を注文。

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待つこと数分で焦げ目のしっかりついたジューシーそうな餃子6個に豚汁、昆布付のご飯が一膳運ばれてきた。
早速に餃子にがぶりつけば、プリプリの餡がたっぷりと詰まっていてマイウー。
豚汁も寒いこの季節には体が温まって嬉しい限り。
 
僕が食べたのは焼き餃子だったが、他に水餃子やジャジャ麺(元元頑固のなごりで)などもあるらしい。
 
おかみさんは一見取っつきにくそうに見えるが、通い詰めて気心が知れてくれば良い人そうな気がする。
こういう店の常連になるのは男として株が上がる気がしてならない。
 
僕の中では横浜中華街の山東、江古田の山東餃子本舗に並んで日本三大餃子に一気にランクイン。
お勧めであります。
 
 では
 

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