Papers2

f:id:iGCN:20120208235145j:plain

さて

 
一応理系の研究をかじったものとしては、数々の論文を読みこなしていく事が必須なわけであります。
今どきは論文のファイルをPDF形式でダウンロード出来る事が当たり前なのですが、それらのPDFの管理と言うのは常々問題になります。
論文ファイルの管理ソフトが色々とありますが、僕が愛用しているのがmekentosjが開発しているPapersと言うソフト。
開発段階のβバージョンから利用させてもらっておりまして、最近Ver.2にアップしたので39.5USD(ver.1のユーザの特典価格)払ってアップグレードしました。

f:id:iGCN:20120208235215p:plain

この界隈のソフトは最近競争が激化していて、mendeleyReadCubeと言った新興勢力が出てきていますね。
これらはソーシャル機能に力を入れているようですが、僕もダウンロードしてちょっと使ってみたのですが、まぁソーシャルに交流する必要性も感じないしPapersに慣れた身からするとなんとなく使い勝手に不満があったので結局利用をやめてしまいました。
 
ReadCubeに関してはNatureと連携していると言うことで、キラーアプリになる可能性を秘めているとは思います。
PapersにあってReadCubeにない機能として、論文PDFの自動格納機能があります。
PapersではダウンロードしてきたPDFをドラッグアンドドロップで登録することが出来るのですが、その際に自動的にファイルをリネームして指定のライブラリフォルダに格納してくれると言う機能があります。
ReadCubeにはこの機能がないので、PDFファイル置き場を作っておかなければならないというのが引っかかったところ。
 
あとはPapersでは論文PDFファイルをメールに添付して送る機能があって、これが便利でした。
 
Papers2ではMagic manuscriptsと言って、論文執筆時のcitation manager機能があるようですがこれはまだ未使用なのだけど是非利用してみたい。
Papers Livfeというソーシャル機能もあるようだけど、こいつも未利用。というか利用予定無し。
 
検索がらみで言うと、以前のversionには"Predefined Search Terms"と言う機能があって、AgeやらPublication typeやらLanguageやらを指定して検索することが出来たのだけど、Version 2になってこの機能が消えてしまった。
これは改悪だと思います。

f:id:iGCN:20120208235234p:plain

と言うわけで、すべての理系研究者にお勧めしたいソフトである。
Mac版のみだけど、このソフトを使いたい人はMacを買いましょう!
 
では