Beer Garage@静岡市葵区宮ケ崎町、気さくなブルーパブ
Beer Garageに行ってきた
さて
もう昨年末のことであるが、近所にオープンしたブルーパブ、Beer Garageに行ってきたので、それについて語るとしよう。
ちなみに食べログのサイトでは、店名が「アオイ ブリューイング」となっているけど、おそらく正式名称は「Beer Garage」のはず。
ブルーパブとは
ブルーパブとは、お店と同じ場所でビールを造り提供する形態のお店を指します。
僕が考えるブルーパブの魅力とは、
- 同じ場所で造り、飲むためビールを移動する必要が無く、ビールの劣化が無い。
- 造りたてのフレッシュなビールが飲める。
- そのお店でしか飲めないオリジナルレシピのビールが飲める。
です。*1
自分は酒の中ではもっぱらビールとワインとウィスキーと日本酒を専門に飲んでいる。ワインに関して言えば、空輸中も含めたコンディション管理がすべてとワインの師匠に教えられたので、それ以来信頼の置ける店以外ではワインは飲まないようにしている。
いきおい飲み会(飲みュニケーションを主眼とした会)の席ではビールばかり飲む羽目になるのだが、日本のビール美味しいよね。ビール大好き。
ブルーパブは、先に引用した通り、ビール醸造所に併設されたパブのこと。
ブルーパブと言えば、自分が今までに行ったことのある中では品川にあるT.Y.ハーバーブルワリーが運河沿いの立地がこじゃれていて好きだったが、ここんちはアクセスが悪くて車で行かざるを得ず酒が飲めないと言う、本来の目的を果たせない隔靴掻痒感を残す店だった。(タクシーで行けばいいのだけど)。
醤油醸造蔵をリノベーション
閑話休題
Aoi Beer Garageがあるのは、静岡浅間神社のほど近く、浅間通り商店街の一本裏の通り。もともとあった醤油醸造蔵をリノベートして、まずビール醸造所がつくられ、後に併設する形でパブがオープンした形。
創業151年を誇る酒店「安本酒醤油(しょうゆ)店」の蔵。 半世紀前まで職人たちが醤油造りに励んでいた歴史ある建物です。 広さ約90坪の大型物件。戦後再建された築67年の木造造り。
今回のリノベーションは、大家さんから「倉庫としてそのまま貸すか、もしくは壊して駐車場にするか」という相談から始まりました。
その頃ちょうど「地ビール醸造所を造りたいので良い物件がないか」という別の相談を受けおり、この蔵が浮かびました。 蔵は中が広くて天井が高く、ビール工場に適しているのではないか。旧・醤油製造工場が地ビール工場に変わるというストーリーが素敵ではないか・・・。 こうして本プロジェクトが始動しました。*2
オープンが2014年10月20日で、もちろんオープンしたのは知っていたのだけど、忙しくてなかなかいけず、結局年末に初来店した次第。
葵の御紋のロゴが素敵
ビールもつまみもウマー
店内に入ると薄暗目の照明、さほど広くないが中央のコの字型のカウンタを囲むように高椅子が並べられている。手前の方にテーブルが2個。合わせても20席強くらいのキャパか。
店内の雰囲気としては、アメリカの場末のダイナーみたいな感じで好感が持てる。
カウンタ内には6つのタップが用意されていて、そこからマイウーなビールがグラスいっぱいに注がれる仕組みだ。
注文はCOD (Cash on delivery)になっていて、ビールや料理が運ばれてくるたびにお金を支払うシステム。海外のパブなんかでよくあるタイプですな。ひとまずカウンタ上に有り金を全部おいて、飲める限り飲もうと意気込む。 ビールは、ペールエール、アルト、スタウトなど5種類くらいあった。この日はクリスマス用の特別醸造のビールもあったな。
肝心のビールの値段は、
- グラス:750円
- パイント:950円
- マースジョッキ:1700円
極めて狭量な膀胱の持ち主である自分だが、ここは気張ってパイントでビールを注文。
冷えすぎず、ぬるすぎずのビールはコクがあってウマーでしたわ。
おつまみもなかなかの美味。「チョリソーの春巻き」ってのが特に気に入りました。チョリソーを春巻きの皮でくるんで揚げたものなんだけど、その皮のパリパリ感がたまりません。
頑張って色々と飲みたかったのだが、酔いが回ってきて結局2.5パイントでノックダウン。 最後に食べた、ハンバーガーもアメリカンマッチョな見た目で大変美味でした。
ビールもつまみも美味いし、店長は気さくで良い感じだし、実に居心地のいい、良い店でした。
近日中にまた行きたいですわ。
では
アオイ ブリューイング (ビアバー / 新静岡駅、日吉町駅、静岡駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5