カルディとコーヒーサービスのホメオスタシス
さて
地方のショッピングモールに行くと、ほぼ必ずと言っていいほどカルディのお店が入っているよね。
自分が良く行くショッピングモールにも入居していてしばしば訪れる。
「食料品店界のドン・キホーテやぁ」
と彦磨だったら叫びたくなるような、狭く入り組んだ通路と壁面にうずたかく陳列された様々な食材による圧迫陳列が魅力的だと思っている。
カルディに行く楽しみのひとつは、入り口でサービスしてくれる一杯のコーヒー。砂糖がたんまり入ってて甘ーいのだけど、ショッピングに疲れた体にはこの甘さが嬉しいんだなぁ。
カルディとコーヒーサービスのホメオスタシス
自分が良く行く店舗を見ていると、店員さん3人くらいで店を回しているんだけど、店が暇なときは1人がコーヒーサービスを始めて、それによって客が店内に流れ込んで来る。
やがて店内が満杯になり、レジに行列ができ始めると、コーヒーサービスをしていた店員がレジのサポートに回り、コーヒーサービスがなくなることによって店に入る客足が途絶えて自然と客が減っていく。
そしてまた元に戻るを繰り返す。
つまり、コーヒーサービスの有無によって流入する客足が調整されて、店内に滞在する、あるいはレジに並ぶ客数が一定に保たれているのだ。
これを生物学の用語でホメオスタシス(恒常性)と呼ぶのである。
このサービスを考えた人は偉いと思う。
今日はそんだけ。
では