プロブロガーの書評は信用できるのか
さて
先日当ブログのアクセス解析を何気なく見ていたら、昨年書いたある記事に俄に検索流入が集まって多く読まれていることが分かった。
読まれているのは昨年の8月11日にアップしたこちらの記事。
映画「秘密 -THE TOP SECRET-」を観てきたのでその感想を認めた記事だ。公開前に原作のマンガを読んですっかりハマってしまい映画も期待して観に行ったのだが、実際には映画はトンデモナイ出来でお世辞にも褒められた作品ではなかった。ブログ記事では思うところを忌憚なく書いたせいで、心無いコメントが来たりしたけれども気にはしていない。
映画DVD発売がきっかけで再注目
去年書いた映画の感想記事がなぜ今頃注目を集めているのか。気になって調べてみたところ、映画のDVDが1月6日に発売/レンタル開始になっていたことが分かった。
DVDのレンタルが開始されたことで、どんな作品が気になった人が検索経由で自分の記事を読みにきたのだろう。残念ながら、記事を読んだら観る気をなくすだろうけど(そのつもりで書いた)。Amazonのレビューも今のところ2件しかないけど、いずれも2点と低評価でワロタけど。
Amazonアフィリエイトの功罪?
話は変わるが、特にはてなブログ界隈ではGoogleアドセンスとかAmazonアフィリエイトとかでの収益を追求しているブロガーが多いと思う。前者はアクセスしてきた人が広告を踏むか踏まないかと言う偶然に左右される収益構造だけど(プロに言わせれば必然なのかもしれない)、後者に関してはブロガーが推薦する商品のアフィリンクを張ることで、読者がそれをクリックして商品を購入することで収益が発生する。
自分は別にブログ飯とかは全く考えていないのだけど、ブログ飯を食うことに必死になっているプロブロガー()がはてな界隈には多くいる事と思う。そう言った人たちにとってはアフィリンクをクリックしてもらって商品を買わせることが全てだから、紹介する商品については(喩えそれがどんなに糞商品であっても)誉めそやすことしかしないのではないだろうか?
「この本を読んだけどつまらなかった」
とか
「この映画のDVDを観たけど駄作だった」
と言う記事を読んだら、その商品を敢えて購入しようとは思わないだろう。
だから記事で紹介した商品を買わせるために
「この本がめっちゃ面白い、必読!」
とか
「これを観なきゃ損!」
とか、過剰な褒め言葉で装飾された記事がアップされることが多いのではなかろうか。
地雷を避けさせるのもブログの価値
映画にしても本にしても評価の軸は人それぞれだから、自分が駄作だと思ったものを他の人が傑作だと言うこともあるだろうし逆もまた然り。だから自分は自分の意見を他人におもねることなくこのブログで発していきたい。
継続して読んでくれている方々は、自分の考え方にある程度共感する部分があるからこそ読んで下さっているものと思っている。だから、自分が糞だなと思った作品についてもそれを敢えて書き残すことで、読者の方々が地雷を避けるのに役立つのではないかと考えている。じゃぁアフィリンク張るなよって話だけど、駄作と聞いて敢えてチャレンジしたい人もいるかもしれないしね。
さいごに
そもそも当ブログは個人的な備忘録(まさにWeb Log)として書いているので、読んだ本や観た映画については優劣問わずなるべくレビュー記事をアップするよう心がけている。
糞だと思ったらクソだと書くし、素晴らしいと思った作品は褒めるけど、必要以上に褒めることはしないつもり。
では