デブ菌を減らすためには納豆を毎日食べると良いらしいよ
さて
こちらの記事をFB経由で知った。
http://www.huffingtonpost.jp/self-doctor-news/fat-bacteria_b_7031478.htmlwww.huffingtonpost.jp
肥満の原因の一つに、腸内細菌の異常があり、その正体は分からないものの、肥満の人の腸内には「デブ菌」が多いとのこと。
腸内細菌の異常が肥満の原因?
腸内細菌には、必要のないものを溜め込んでしまう「デブ菌」と、健康な体をつくるために働く「ヤセ菌」(バクテロイデーテス)という2つの菌群に分けられ、問題なのはその比率。理想は「デブ菌」と「ヤセ菌」の比率が4:6ですが、「デブ菌」の比率が増えると肥満につながってしまう可能性が高いとのこと。
腸内で「デブ菌」の比率が増えると肥満になると言う。一見うんこくさい、もとい、うさんくさい話にも聞こえるが、腸内細菌の研究って、今の医学界ではちょっとしたトレンドになっているようだ。
実際、炎症性腸疾患の治療に健康な人の腸内細菌、というか糞便を移植する臨床研究が行われているらしい。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/health/CK2015030302000196.htmlwww.tokyo-np.co.jp
既に二十人近くに移植を実施。「潰瘍性大腸炎は良くなったり悪くなったりを繰り返すため長期の経過観察が必要だが、今のところ多くの患者さんが症状改善を実感している」と言う。
ということで、既に効果が出ているようだ。病気で苦しむ人たちにとっては朗報ですな。
糞便移植で肥満になった実例も
一方で、糞便移植の副作用で太ってしまったと言う例も報告されている。
大腸炎を患っていた32歳女性がこの糞便移植手術を受けたところ、体重が一気に16キロも増加し肥満体型になってしまったそうだ。女性はもともと肥満体型ではなかったそうだが、糞便の提供者である娘は当時太り気味で肥満に向かっていたという
この記事には明確な考察が為されてはいないが、ドナー由来の「デブ菌」によってレシピエントが太ってしまったのだろう。
納豆を食べてデブ菌を減らす!
では、腸内の「デブ菌」を減らすためにはどうしたら良いのか。引用元の記事によると、
辨野先生によると、「デブ菌」を減らすのに最も効果的な食べ物は「納豆」とのこと。納豆菌は胃酸に負けず、生きたまま腸に届き、腸内を整えるパワーをもつそうです。その他、腸内環境のためには野菜とヨーグルトも効果的。辨野先生は自分でも腸内細菌を整えることで10kg以上痩せたそうです。
痩せている人のウンコを食べなきゃならないのかと思ったら、納豆やヨーグルトを食べればよいとのこと。一安心。
最近はLG-21とかR-1とか、一番新しいのではプリン体と戦うPA-3とかプロバイオティクスがすごく流行っているから、近いうちに「肥満と闘う乳酸菌!」とか「肥満と闘う納豆菌!」とかの新商品が開発されるに違いない。
ひとまずは毎日納豆を食べることにしよう。
では