映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」観に行ってきた
さて
映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード(2D字幕版)」を劇場で観てきたので、それについて語るとしよう。
原題:Mad Max Fury Road。ジョージ・ミラー監督、主演にトム・ハーディ、シャーリーズ・セロン。
最高にクレイジーでホットでロックで頭どうかしてる作品だった。2日経った今も興奮醒めやらない。
- 英語版trailer(日本語版の予告編はイマイチなので)
Mad Max: Fury Road Official Retaliate Trailer (2015 ...
ストーリーを紹介するのも野暮なので、「まずは劇場に行って(必ず劇場で!)観て来いやぁ!」としか言えない。絶対に後悔しない。
でも気になる人もいるだろうから一言で紹介すれば、
「世紀末版チルチルミチルの青い鳥」
と言ったところか(余計に分からない?観れば分かる)
マッドマックス童貞には刺激が強過ぎ
自分はメル・ギブソン主演のオリジナルのマッドマックスシリーズは全く観たことがないし、アラフォー男にしては珍しく、「北斗の拳」に全く触れずに育ったので、在る意味「マッドマックス童貞」だった訳だ。
そんなチェリー・ボーイの自分には、今回のマッドマックス最新作は刺激が強過ぎた。ベジタリアンなのに、二郎の大ダブル野菜マシマシを一気食いさせられたような、そんな気分だ。
強烈なヴィジュアルの登場人物たち
主人公のマックスがウォー・ボイーズと呼ばれる暴走集団に追われ、捕らえられ、逃走を図るもまた捕らえられるところから映画は始まるのだが、のっけから麿赤兒みたいな強烈なビジュアルの男たちが集団で現れて気味の悪いことと言ったら!
- これは麿赤兒さん
悪役の一団の中に、軍楽隊に相当する車があるんだけど、その車は後方にドラムを叩く男が4人、そして前方にはエレキギターを奏でる男がつり下げられているんだけど、このギター、炎がでるんです!ボウボウ燃え盛って気分もアゲアゲ!
そして何と言っても悪役のイモータン・ジョーの凶悪さ!スカルを模したマスクをつけていて、酸素マスクを兼ねているって言う設定なんだけど、なにそれ!ダース・ヴェイダーなの?ベインなの?みたいな。
- イモータン・ジョー
- ベイン(左:トム・ハーディですよ!)
マックスとイモータン・ジョーが戦っている場面では、ベイン v.s. ベインかよ!って一人突っ込んじまいました(苦笑)。
考えるな、感じろ
2時間の映画のうち9割方は車が爆走し、人々が肉弾で殺し合い、水・油・女、そして母乳を奪い合うと言う荒唐無稽と言ってしまえばそれまでの内容なんだけど、この映画は頭で観る映画ではない!ストーリーなんかどうでも良い!そのクレイジーな世界観に身を任せ、日本の安寧な生活でだらけきった精神をたたき直せ! とまぁ、ついつい興奮し過ぎてしまったが紛う方なき傑作だと思います。
3Dでもう一回観たい
マッドマックス 怒りのデス・ロード観てきた。凄すぎて消化不良起こしそう。
正直、映画を自分の中で消化しきれなかった感があるので、もう一回、今度は3Dで観に行きたい(静岡にはIMAXの劇場がない!)し、これから観に行く方には3DかIMAXをお勧めしたい。
もう一つ最後に。トム・ハーディは主役なのにセリフがほとんどないけど、存在感があるのは流石。シャーリーズ・セロンは坊主頭で顔を半分黒塗りにしているけど、ずば抜けて美しかった。
95/100点
では