行きずりの女なんて夢を見るよりまず寝てしまう
さて
夏真っ盛りなので、たまには夏らしい話題を。
自分はプロフィールにもある通り茅ヶ崎市の出身であり、生粋の湘南ボーイであると自負しているのであるが、茅ヶ崎市出身の人間のご多分に漏れず、同郷のスターであるところの加山雄三および桑田佳祐と彼が率いるサザン・オールスターズのファンなのである。
サザンのデビュー曲でもあり、代表曲のひとつである「勝手にシンドバッド」。
江ノ島が見えてきた、俺の家も近い
という歌詞に毎回胸が熱くなる。
江ノ島が見えてきた、俺の家も近い
位置関係からすると、湘南海岸沿いを走る国道134号線を鎌倉方面から茅ヶ崎に向かって走っている情景が思い浮かぶ。
ちなみに夏の134号線は常に渋滞している。特に江ノ島から鎌倉へ向かう道の渋滞がひどく、これを別名「珊瑚礁渋滞」と呼ぶ(カレーが有名なレストラン、珊瑚礁の待ち客による渋滞)。
閑話休題
さて、その「勝手にシンドバッド」の歌詞であるが、問題となるのは先に挙げた
江ノ島が見えてきた、俺の家も近い
の続きに当たる部分である。
行きずりの女なんて夢を見るよりまず寝てしまう
「勝手にシンドバッド」をご存知の方は是非口ずさんでみて欲しいのだが、「江ノ島が見えてきた、俺の家も近い」に続く部分を自分は
行きずりの女なんて
夢を見るよりまず寝てしまう
だと、ずっと思っていた。
だが、カラオケに行って「勝手にシンドバッド」を歌うと、表示される文字は
行きずりの女なんて
夢を見るように忘れてしまう
となっているのだ。今流行り(?)の恋愛工学的な刹那的な肉体関係を示唆する歌詞がお下品過ぎるから、自主規制でこう書いているんだろうとずっと思っていたのだが、改めてよくよく桑田さんの歌唱を聞いてみると、
行きずりの女なんて
夢を見るよに忘れてしまう
と、たしかに歌っているではないか。
桑田さん独特の、もごもごと早口で歌う歌唱法のために、ずっと勘違いしていたのだった。
×行きずりの女なんて 夢を見るよりまず寝てしまう
○行きずりの女なんて 夢を見るように忘れてしまう
でも、他の部分の歌詞の内容からしても、自分の勘違いしていた歌詞でも悪くはないのではないかと思っている。
同じ勘違いをしていた方、いますかね?
では