富士山静岡空港でプレミアム生クリームソフト「クレミア」を食す、いとウマシ
さて
先日所用で富士山静岡空港に行ってきたのであるが、その際に静岡県内ではここ(と浜松市のプレ葉ウォーク浜北)でしか味わえないと言うプレミアム生クリームソフト、その名も「クレミア」を思う存分堪能してきたのでそれについて語るとしよう。
空港まで1時間のドライブも厭わず
富士山静岡空港までは静岡市内から新東名高速を利用して車で1時間ほど。なかなか疲れるドライブではあるが、プレミアム生の魅力の前にはそんな疲れも吹き飛ぶね。
富士山静岡空港は中国本土への直行便が運航されているため、中国人観光客がやたらと多い印象。団体で騒いでいるので遠めにも一目で分かる。
まぁそれは置いておいて、空港2階のラウンジにクレミアを食べさせる店はある。名をタビチャフェと言う。空港待合室の一画に会計スペースとキッチンがあって、スナック等を提供していると言った感じ。
飛行機の搭乗時刻を待っているのだろうか、数組のグループがまったりとビールなどを飲んでくつろいでいる。
たかがソフトクリーム、されどソフトクリーム
私は最初から「クレミア」目当てだったので、店員さんにやや喰い気味に「クレミア下さい」と告げた。600円って、たかがソフトクリームには目玉が飛び出る高額商品。
この「クレミア」、普通のソフトクリームと圧倒的に違うのは、普通のソフトクリームが渦を巻いているのに対して渦を巻いていない。器械から直線的にクリームが出てきて直線的にコーンに入っていっているのだ(分かるかな、写真を見れば分かるか)。
そして、クリームのぎざぎざの数が多い!これは絞り口の形状によるものだけど、普通のソフトクリームがぎざぎざの数がおそらく5個か6個くらいなのに対して、ちょっと数えきれない数のギザギザ。
では実食しましょう
能書きはこれくらいにしておいて、スプーンでクリームの先端を掬って食べてみるとしよう。600円と高額のプレミアム生ソフトクリームは直接かぶりつくと言うような下卑な食べ方を絶対に許容しないのである。
パクリ
おぉ
ぉぉおぉぉ
ファーノっ!
口中に拡がるミルクの濃厚な馥郁たる香りに圧倒される。
糖尿病になっても良いから永遠に食べ続けていたい(と思ったけどやっぱり糖尿病にはなりたくない)。
とにかく、今までに味わったことのない濃厚なソフトクリームだ。
ラングドシャのコーン
そして特筆すべきはコーンの部分である。普通の安っぽいコーンとは明らかに質を異にしている。こちらはやむを得ずかぶりついて食べたのだが、食べてみたら一目瞭然!(一口瞭然?)
これ、シガールやぁ!
そう、ドバイの石油長者達が大枚をはたいて買い占めると言う、日本の洋菓子店ヨックモックが産んだあの名品、シガールと同じ味がする!
よくよく調べてみると、コーンの素材は「ラングドシャ」と言うらしく、ヨックモックのシガールはラングドシャの一形態に過ぎないらしい。勉強になったわー。
サクサク、ふわふわしていながら、重量感のあるソフトクリームを入れてなおその形状を崩さず、さらにクリームを漏らさないと言う素晴らしいコーンである。
さいごに
ソフトクリームの開発秘話や、ラングドシャコーン開発のエピソードなどはクレミア公式サイトに詳しく紹介されている。開発グループリーダーの島田善之氏には感謝しても感謝しきれない思いだ。
素晴らしいソフトクリームを有り難う!
では!
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