大阪のディープスポット鶴橋駅ガード下でショット鍋@福助
さて
大阪と言えば何はともあれ食い倒れと言う事で、現地の友人がショット鍋なる旨いものを食べに連れて行ってくれたので、そのことについて語るとしよう。
なお、真に旨いものを前にした時には親の敵にでも会ったようにタイミングを逸さずにかぶりつくべしの池波正太郎モードが発動したため、食レポエントリであるにも関わらず食べ物の写真はほぼありません!
大阪を代表する焼肉街鶴橋で魚介を食わせる店
鶴橋と言えば焼肉のイメージが強くて、実際に鶴橋駅を降りるとそこかしこから焼肉の甘じょっぱい薫りがプワーンと漂ってきていい感じであるが、本日の目当ては焼肉ではない。
ショット鍋なる謎の食べ物を提供しているのは鶴橋駅を降りて徒歩1分とかからぬ場所にある福助というお店だ。
軒先の立て看板にも「福助ショット鍋」の文字が
こちらはふぐを始めとした魚介料理を食べさせる名店なのである。
友人が事前に予約してくれていたので、入店するとカウンタ席に既に鍋がセットされていた。
ビールで乾杯して、まずはてっさ(ふぐ刺し)から。コリコリとした弾力のある身が実に旨い。そもそもふぐを食べるの自体、久しぶりだわ。
その後は、用意された鍋に魚介の食材が一品ずつ投入され、それを適切なタイミングで大将が上げてくれて指示されるがままに食べていく。
最高の食材が一切れ、二切れずつ投入されそれをひたすらに食べていくのだ。
そしてそれらの食材に合わせて店主がセレクトしたメチャクチャ旨い日本酒やワインが出される。食材が旨いから酒も進む進む!
途中から大将、カウンタ席の僕の隣に座って酒を飲みながら焼き魚を食べはじめた。食べながらもずーっと我々に話しかけて、旨い魚や旨い酒の話を色々と聞かせてくれた。その間も絶えずもう1人の店員さんに「アレをお出ししろ、コレを準備しろ」などと指示を出している。実にエンターテイニングな店である。
白い甘鯛の旨さに悶絶する
クエ、毛ガニ、伊勢エビ、烏賊の塩辛、ヘシコ、トマト、などなど様々な食材を食したけど、中でもいちばん旨かったのが白甘鯛。
「白い甘鯛がどれだけ凄いか、スマホで調べてみて」
と大将に謂われたので素直に調べてみたら、以下のサイトがヒットしたお。
http://bakucyougarei.naturum.ne.jp/e989195.htmlより
1尾29400円!(6年前のお値段です)
高級食材であると言う事は嫌と言うほど分かったが、実際に食べたら確かに旨い。特に身と皮の間に挟まれたプルプルのゼラチン質の部分がタマんなかったなぁ。
色んな魚介から出る出汁が鍋に染み込んだところで最後に登場したのがA5ランクの処女牛のシャブシャブ。
これは口の中でとろける旨さだった。
〆は牡蛎とナメコの雑炊で(食べ終わってようやく写真を撮れた)。
牡蠣とナメコの雑炊
大満足の一夜でありました。
大将に会いにまた来たくなる。
さいごに
大阪で何かウマイものを食べようと思ったら、串の店うえしまかそむりえ亭の二択だったけど、これからはこちらとの三択になるな。
うーン悩ましい。
では
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