韓国作家「憂国」の盗作認める

さて

数日前から話題になっていた、韓国の作家申京淑氏(52)による三島由紀夫の代表作「憂国」の盗作疑惑。ついに件の作家が盗作を認めたようですね。

韓国作家「憂国」の盗作認める (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

言い訳が白々しい。

2015/06/23 17:39

「『憂国』と『伝説』を何度も読み比べた結果、盗作との問題提起は妥当だと思った

「いくら過去の記憶をさかのぼっても『憂国』を読んだという記憶はないが、もはや私も自分の記憶を信じられない状況になった」

というか、言い訳が白々し過ぎる。記事のタイトルは「盗作認める」とあるけど、結局は認めていないわけだし。

三島由紀夫は、何度もノーベル文学賞の候補に挙げられていたし、海外での翻訳出版の実績も豊富だし、世界中で読まれている日本人作家の一人だと思う。

中でも「憂国」は、三島由紀夫のリビドーが最も色濃く反映された作品であり、事実、三島自身が「もし私の作品を一つだけ読むのならこれを読んで欲しい」として勧めた作品でもある。

何が言いたいかと言うと、文学を志す者で三島由紀夫に興味を持つ者であれば、必ずや読んでいるであろうと言うことだ。

だから、申京淑氏の言い訳は白々しい、と私は断言するのである。

「憂国」については、2月26日にも記事を書いたので、是非そちらも読んで欲しい。

igcn.hateblo.jp

三島愛好家なので、つい熱く語ってしまった。

では


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