カレーライスを混ぜて食う奴ってなんなの? メッチャ美味いやんか!
さて
先日上京したのだけど、お昼休みにザギンでシーメーを食べる段取りになった。ザギンでシーメーする機会なんてあまりないので、せっかくだから美味いものを食べたい。候補としては銀之塔かNewニューキャッスルにするか、あるいはナイルレストランにするかと思案した挙句、今まで訪れたことのなかったナイルレストランに行ってみることにしたのだ。
ランチ時は大行列
ナイルレストランがあるのは銀座四丁目。和光前(三越前、日産前、あるいはRICOH前)の交差点から晴海通りを東銀座方面へ向かって行き、歌舞伎座の手前の交差点を左に曲がったすぐのところだ。
自分が訪れたのは週末の昼過ぎでおそらく最も混み合う時間帯。店の前には大行列ができていたが、自分以外は2−3人客で、おひとり様の自分は先に通してもらうことができた。 妙齢の女性と相席だったので、無駄に緊張したけど 。
注文は店主が決める
店に入るとメニューなんてものはなくて、注文は全て店主が決定していた。
店主「定番でいいよね、定番オススメよ」
店主「ムルギーランチ一つね」
と言った具合だ。
自分はこの日は仕事も兼ねてスーツ姿だったのだけど、他の私服のカップルなんかには
店主「ビール飲みたいよね」
店主「ビール美味しいよ」
店主「ビール一つね」
と言った具合にビールを飲ませていた。
こういうスタイル自分は好きだけど、嫌いな人は嫌いだろう。
ムルギーランチ
待つこと数分でやってきた 定番メニューのムルギーランチ がこちらだ。金属の安っぽい容器に盛られている。左側にサフランライス、中央手前に見えるのがほぐされた鶏肉、キャベツと奥に見えるのはマッシュポテト。右側にスパイシーなルーが盛られている。
鶏肉はテーブルに運ばれてきた時点では骨がついているのだけど、サーブしてくれる店員さんがナイフを使って上手に肉を骨から剥がしてくれた。剥がす前の写真をうっかり撮り忘れたのだけど、
店主「骨外す前に写真撮らなきゃー。最初に言ってよ!」
とのことだったので、次回は肉を外す前の写真も撮ろうと思う。
カレーライスを混ぜて食うの、メッチャ美味いやんか!
最初はおっかなびっくり普通にスプーンでライスと具材とルーをかきよせて食べていたのだが、それを見かねた店主が一言
店主「最初に全部混ぜてから食べてねー」
なるほど、混ぜてから食べるのがナイルレストラン流らしい。
↓はてな民が見たら卒倒しそうなぐっちゃぐっちゃに混ぜられたカレーがこちら↓
混ぜ合わせることでルーと具材とライスが渾然一体となって、旨味が増したように思う。自分は辛い物域値がかなり高いので、こちらのムルギーランチはほとんど辛味を感じず、ちょっと物足りない感じもあったけど、まぁ美味しかったです。
さいごに
1949年創立の歴史あるレストランで、一食の価値はあると思うけど、今やインドカレー自体が日本ではどこでも食べられるようになってきているので、この店ならではの魅力というのは正直あまりないようにも思う。
独特の接客も拒否反応を示す人が一定いると思われる。俺は好きだけど。
では