映画「オデッセイ」を観た on Blu-ray

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さて

いまさらだけども映画「オデッセイ」をBlu-rayで観たのでそのことについて語るとしよう。

監督:リドリー・スコット
脚本:ドリュー・ゴダード
原作:アンディ・ウィアー『火星の人』(ハヤカワ文庫SF)
出演者 マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン、クリステン・ウィグ、マイケル・ペーニャ、ショーン・ビーン、ケイト・マーラ、セバスチャン・スタン、アクセル・ヘニー、キウェテル・イジョフォーなど

日本公開:2016年2月5日
上映時間:141分

火星に取り残された宇宙飛行士のサバイバルストーリー

本作のあらすじは

火星探査チームの一員である宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)は、大砂嵐からの脱出中に暴風に吹き飛ばされてしまう。他のメンバーはワトニーが死んだと考え、母船に戻り地球への帰路についてしまう。しかしワトニーは生きていた。
火星に一人取り残されたワトニーはしかし諦めることなく次の探査船が来るまで生き延びようと決意するのだった・・・

というお話だ。

科学の力の偉大さを思い知る

主人公のワトニーは植物学者という設定。本来の計画では31日間火星基地に滞在する予定で食料を準備して来ていた。他の隊員分を合わせても次の探査船がくる4年後までは到底保たない。

そんな絶望的な状況でも諦めないのがワトニーのすごいところで、植物学の知識を活かして、感謝祭用の食料として持ち込まれていたジャガイモを栽培しようと試みる。

しかし火星の大地には水がない空気もない。ワトニーは前回のミッション隊が残していった資材をもとに科学の知識を総動員して水、空気、電気を確保することに成功する。

この一連の流れをワトニーが独り言的に解説しながら見せて行くのだけど、「できるかな」を観ているようでワクワクと楽しかった。

マット・デイモン自身がハーバード卒の知性派なのでものすごく説得力があったわ。

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一方で地球側では、ワトニーが生きていることを知ったNASAのチームが食料の限界が尽きるタイムリミットまでになんとかワトニーに補給物質を送り込もうと、知恵を絞って計画を推進して行く。

ここも科学技術や人間の叡智の素晴らしさを描いていてとてもよかった。

中国におもねり過ぎ問題再び

当ブログでもたびたび指摘して来た、最近のハリウッド映画における中国資本の流入とそれ故の「中国におもねり過ぎ問題」が本作でも見られている。

詳しくはネタバレになるので書かないけれども、ワトニー救出作戦が困難に陥ったときに、中国人の科学者たちが助け舟(文字通り)を出すのだ。その時の登場の仕方がやたらとカッコよ過ぎて、中国人美化されすぎだろ〜と思ったり。

リドリー・スコット作品は外しがない

本作の監督を務めた巨匠リドリー・スコットは今年なんと80歳!だそうで。

「エイリアン」や「ブレード・ランナー」は言うに及ばず「ブラック・レイン」や「グラディエーター」など、物した映画はどれもこれも傑作ぞろい。

個人的には「悪の法則」がすごい好きなんだけど、それはまた別のお話。

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ちなみに個人的に外しがないと思っている三大映画監督を挙げるとすると、

  1. リドリー・スコット
  2. ロン・ハワード
  3. クリストファー・ノーラン

の3名。異論は認める。

さいごに

久々に面白い映画を観られてよかったという気持ち。

だがしかし。

この記事を書いている最中に知ったのだけど、来たる8月3日の金曜ロードSHOW!で放映予定らしい。

俺のレンタルビデオ代・・・Orz…

というわけでみなさんは是非金曜ロードSHOW!でご覧ください。

では


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