ペヤング超大盛やきそばハーフ&ハーフW激辛実食レポ
さて
カップ焼きそば好きはUFO派、一平ちゃん派、ぺヤング派に大別される。自分は普段は一平ちゃん派なのだが、今回はイトーヨーカドーで見かけて思わず買ってしまったペヤング超大盛やきそばハーフ&ハーフW激辛を実食したのでその感想レポをお届けしよう。
続きを読むラーメン二郎 京都店行って来た
さて
先日京都へ(ほぼ)日帰りの一泊二日旅行をしてきたのだけども、京都といえば美味しい食べ物がいっぱいあるなか、敢えてラーメン二郎 京都店を訪れて来たのである。
最近地方出張の度に、現地に二郎(直系店に限る)があれば訪れるというのをライフワークにしているのだ。
続きを読む【縦断勾配錯視】下り坂なのに上り坂に見える現象を体感した話
途中で平らになるエスカレーターっていいよね! pic.twitter.com/Y8Bk4HHYAE
— iGCNメンバー (@iGCN) 2017年10月12日
さて
まずは上記のツイートの画像をよく見ていただきたいのだが、これはJR三島駅構内のエスカレーターに乗った際に撮影した写真である。駅の南口から北口側に向かう地下通路に設置されたエスカレーターで、おそらく在来線の線路の下をくぐるために途中に平坦な部分が設けられている。
自分はこの「途中で平らになるエスカレーター」*1が何気に好きなので、他に人もいなかったので写真を撮ってツイートした。
この写真は登りエスカレーターに乗った状態で後ろを振り返って撮ったのだが、なんとなく、本来平坦になっている部分が上り坂のように見えませんか?(見えるよね、そういうことにして話を先に進めます)。
*1:東京駅の中央線ホームのエスカレーターにもある
Instagramのフォロワーが一晩で一気に3500人以上増えた話(未解決)
さて
私が主に利用しているSNSはTwitterであるが、時々instagramものぞく事がある。もっぱら新井恵理那様のお写真を拝見していいね!をつけるという目的のみで利用している。
私はその晩京都リッツ・カールトンの隣にある秘密のバーで友人らと飲んでいたのであるが、夜更けにバーを辞しホテルへ戻ったらばそのままバタンキュー。翌朝は6時前に起き出して早朝の新幹線に乗り東京へと向かったのであった。
続きを読む2017年ノーベル賞各賞の発表日程と予想
さて
今年もノーベル賞の発表の季節がやってきました。毎年毎年村上春樹が文学賞の候補に挙げられながら、なかなか受賞に至らないのでファンは今年もやきもきしていることでしょう。
そこで、気になるノーベル賞各賞の発表日程を調べてみました。
↓2018年の発表日程はこちら!↓
2018年ノーベル賞各賞の発表日程と予想 - Noblesse Oblige 2nd
続きを読む#Netflix オリジナル映画「デスノート」観た
さて
Netflixのオリジナル映画「デスノート」を観たのでそのことについて語るとしよう。ネット上の評判では散々叩かれていてちょっと不安だったけれども、個人的にはそこそこ面白かったと思う。
公開:2017年8月25日
監督: アダム・ウィンガード
原作:大場つぐみ/小畑健
出演:ナット・ウルフ、マーガレット・クアリー、キース・スタンフィールド、ポール・ナカウチ、ウィレム・デフォー、マシ・オカなど
上映時間:100分
Watch Death Note | Netflix Official Site
続きを読むApple Special Eventの感想とほしい物リスト
さて
現地時間で9月12日、日本時間で9月13日未明に開催されたApple Special Event September 2017でiPhone Xをはじめとする様々な新商品が発表されたのはすでに数々の報道でみなさまご存知のことと思う。
かつてはAppleのKeynoteイベントは欠かさずに生ウエブ中継で見ていたものだが、最近は体力が衰えたせいか、あるいはKeynote自体に驚きがなくなってしまったせいか(実際今回もほとんど新情報はなかった)、翌朝に早起きして情報サイトでニュースをチェックするだけと言う体たらくになってしまっている。
そんな自分ではあるが、遅ればせながらAppleのサイトにアップされていたイベントの動画を視聴したのでその感想をつらつらと述べてみたい。
Apple Events (video) on Apple Podcasts
続きを読むアルジャーノンだけじゃない!ポケモン、ピカチュウ、サウザーなど医学・生物学界の面白ネーミングを紹介する
さて
ダウン症の出生前治療につながる新たな化合物が発見されたというニュースが今話題になっている。京都大学が発見したその物質が「アルジャーノン」と名付けられていた*1ことから、多くの人がダニエル・キイスの小説「アルジャーノンに花束を」を連想して盛り上がっているようだ。
ちなみに自分はこの小説を読んだことがなくて、タイトルとなんとなくの内容しか知らないので、特にコメントすることはない。
だが、京都大学広報によれば、
物質の正式名称は「altered generation of neuron」といい、あくまで頭文字を取って命名したという(ALGERNON)。「『アルジャーノンに花束を』は、研究グループも知っていると思うが、特別なぞらえたわけではない」(広報課)
とのことだ。
頭文字をとったというけど、綴りをよくよく確認すると、
ALtered GEneRation of NeurON"
のように、頭文字じゃない部分も含んでいるのでちょっと無理がある気がする。
*1:ちなみに原著論文はこちら:
Prenatal neurogenesis induction therapy normalizes brain structure and function in Down syndrome mice
全ての理系大学院生必読!「理系のための口頭発表術」
さて
最近人前でプレゼンすることが増えて来た。話す以上はなるべく面白い話をしたいし聴衆に興味を持ってもらいたいと思う。
そこで大昔に買ったきり書棚の肥やしになっていた一冊の本を取り出して読み返すことにした。それが今日ご紹介する講談社ブルーバックスの「理系のための口頭発表術」である。
「理系のための口頭発表術」
本書の著者、Robert R.H. Anholtは、ノースカロライナ州立大学教授で、講演のうまさに定評があり科学講演の口頭発表術に関する第一人者として知られる人物。彼の著書である、"Dazzle'Em With Style. The Art Of Oral Scientific Presentation 2nd edition"の翻訳本になる。
翻訳者で富山大学理学部准教授鈴木炎氏の「まえがき」によれば、
米国留学中、イリノイ大学の書店で、本書の初版がFreemanから出ているのを見つけた。目立つところにペーパーバックが山積みで、この手の本としては異例のベストセラーだったと記憶している。大学院生がびしばし買っていくので、すかさず自分も1冊買い求めた。
というのが本書との出会いだったとのこと。
のちに鈴木氏が富山大学で学生向けにプレゼンテーション技術の教科書として利用したところ学生の評判もよかったことから翻訳出版に至ったということのようだ。
聴衆を魅了する20の原則
本書の副題に「聴衆を魅了する20の原則」とある。
その原則は以下の20項目である。
準備における10の原則
- 聴衆を知れ
- コミュニケーションが鍵だ
- だめを押せ
- 時間配分を決めろ
- 時間オーバーは厳禁
- スライドは無理のない数に
- 発表内容を熟知せよ
- リハーサルを怠るな
- リラックスせよ
- 適切な服装を心がけよ
話を面白くする4つの原則
- 「展望」を示せ
- 「本筋」をはずすな
- 「論理的」であれ
- 結論は「簡潔」に
視覚素材で効果をあげる3つの原則
- 「入念」に作成せよ
- 「単純」を心がけよ
- 「筋書き」をはずすな
「話し方」で魅せる3つの原則
- 「情熱」を持て
- ゆっくり、強く話せ
- 役者のように振る舞え
これらの「原則」はどれもこれも当たり前のことのように思えるが、いざ自分が何らかの発表をする立場になると、すっかり失念してしまって失敗の原因にもなりやすいところと思われる。
時代遅れ感は否めないが原理原則は活きている
本書(ブルーバックス版)が刊行されたのは2008年、原著の"Dazzle'Em With Style. 2nd edition"が刊行されたのは2006年のことで、すでに10年以上前の書籍である。
内容的に、特に「視覚素材」の解説の部分では、今では当たり前の「パワーポイント」を使うことがまだまだ珍しく最先端の技術であったようで、「パワーポイント」の本当に初歩的な使い方をこれ見よがしに解説している部分などはさすがに古臭く感じた。今時の若者は見たこともないであろうOHP*1の使い方の解説などは流石にもう省いてもいいくらい。
OHP(いまでも参考になる OHP 時代のプレゼンの「ダメ」な例 | Lifehacking.jpより)
だがしかし、それ以外の口頭発表技術の解説や、わかりやすいスライドの作成法などの原理原則は今でも色褪せることのないものだと思われる。
理系大学院生には特にオススメしたい
「理系のため」とタイトルにある通り、科学データのプレゼン法に関して特に詳しい解説がなされている。理系の大学院生は日々の進捗報告や、学会発表、あるいは学位審査等々人前でプレゼンする機会が多いことと思う。
日本の多くの大学ではプレゼン技法に関しての講座を持っているところは少ないだろう。これに関しては自学自習を余儀なくされる部分であり、そのための教科書としては本書はもってこいだと思う。
ポスター発表についても、ポスター作成の注意事項からポスターセッションでの振る舞い方、発表後のフォローの仕方まで詳しく書かれている。
理系大学院生が必要な知識は全て本書に詰まっていると言っても過言ではないだろう。
さいごに
「理系」押しの書評になってしまったけれども、理系に限らず人前でプレゼンをする機会のある全ての人が読んで損はしないと思う。
オススメです。
では
*1:Over Head Projector