映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」観に行ってきた
さて
映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2D字幕版)」を劇場で観てきたので、それについて熱く語るとしよう。
監督:ジョス・ウェドン、出演:ロバート・ダウニーJr.、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソン、サミュエル・L・ジャクソンなどなどなど。
感想
まずは映画鑑賞直後の私のツイートをご覧下さい。
「アヴェンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」観てきた。本編上映前に流れた「スターウォーズ エピソード7」の予告編のほうが面白かった。以上。
— iGCNメンバー (@iGCN) 2015年7月8日
本編上映前に流れた「スターウォーズ エピソード7」の予告編のほうが面白かった。
いやー、チューバッカとハン・ソロが出てきて、
Chewie, We're HOME!
って言うところは最高に盛り上がったね。早く観たい。
あ、ごめんなさい別の映画の話になってしまった。
話をアベンジャーズに戻すとしよう。
アベンジャーズAoUあらすじ
本作(以下AoUとする)のあらすじは。
アベンジャーズの一員、アイアンマンことトニー・スタークはロキの杖を利用して平和維持のための人工知能「ウルトロン」を開発する。
しかし、ウルトロンは自我に目覚め、平和維持のためには人間を絶滅させることが必要と判断。スタークの研究所で機械の体を手に入れたウルトロンは逃亡し、着々と自分の体を強化して行く。
ウルトロンの真の目的に気付いたアベンジャーズ達は、計画を阻止すべく一致団結して立ち向かうのだった・・・
というお話だ。
以下、ネタバレを含みます(例によって無駄に長いです)。
マーベル映画を観ていないと話についていけない
アベンジャーズシリーズはマーベルコミックのヒーロー達が一堂に会して活躍すると言う、アメリカ版東映まんがまつり的映画なのだ。
各ヒーローを主役に据えた映画がすでに何本も作られていて*1、製作者側としては「観客はそれらを全て観ている」と言う前提で本作を作ったのか、登場人物達の説明はほとんどないまま映画が進んでいくので正直分かりづらい。
自分はハルク以外は全部観ているけど、それでも途中混乱するところがあったぞ。
マーベル映画を全く観ていない人にはちょっと厳しいと思う。
「ロキの杖」とか「ヒドラ」などの背景を理解するために、少なくとも「マイティ・ソー」と「キャプテン・アメリカ」(あまり好きでない)、「アベンジャーズ」は観ておきたいところ。
時間がない方はせめて前作だけでも観ておきましょう。
だが正直おもんなかった
初心者に優しくない映画作りもそうだし、ストーリーは端的に言ってしまえば「ターミネーター」だし。VFX満載の映像は確かに凄いのかも知れないけど、動きが速過ぎて何が行われているのか全く分からないような状態だった。
「VFXのためのVFX映画」
だと思った。
ヒーロー達が一画面内でまとめて戦うシーンがいくつかあって、本当に眼がチカチカしたよ。
最後のほうにはウルトラマンみたいのが出てきちゃうし、もう滅茶苦茶だったわ。
ペッパー・ポッツは?
ペッパー・ポッツの出てこないアヴェンジャーズなんて・・・
— iGCNメンバー (@iGCN) 2015年7月8日
「アイアンマン」シリーズ随一の癒しキャラだったペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロウ)は今回出番がありません。ギャラの関係ですかね?寂しい。
ついでに言うと、「マイティ・ソー」シリーズのジェーン・フォスター(ナタリー・ポートマン)も出演なし。ギャラの関係ですかね?
ついでに言うと、「マイティ・ソー」シリーズのエリック・セルヴィグ教授(ラりって裸になるおっさん、ステラン・スカルスガルド)はちゃっかり登場。ギャラが安いのかな?
華麗なるスルーに感心
映画序盤にパーティーのシーンがあるのだけど、アメリカのパーティーではパートナー同伴が普通だから、男一人で参加しているトニーやソーを訝しんでこんな会話がなされる。
ゲスト:ペッパーは?
トニー:彼女は会社経営が忙しいんだよ
ゲスト:ジェーンは?
ソー:彼女はノーベル賞級の研究で忙しいんだよ
ほんの10秒足らずのこの会話によって、超一流女優二人分のギャラを節約しているのはさすがとしか言えない。ある意味、本作で最もコストパフォーマンスの高いシーンなのではないか。
ロキさんも出番無し
ロキさんはマイティ・ソーの弟で、「マイティ・ソー」シリーズ、および前作「アベンジャーズ」におけるヴィラン(悪役)。
まぁ今回の映画ではウルトロンがヴィランなのでロキさんの出番がないのは仕方ないのかも知れないけど。
映画では悪役だけど、実生活では子供好きのいい人なロキさん(トム・ヒドルストン)の画像をtumblrで拾ってきたのでどうぞ。いい人過ぎるぞ!
癒されるわぁ−。
エンドロールは最後まで見る必要なし
マーベル映画はエンドロールの最後に次回作のティザーめいた映像が入ることが多いので劇場内が明るくなるまで目が離せないのだけど、本作では最後まで観る必要はありません。
途中に一本ティザーがあるので、それが終わって暗転エンドロールになったらあとは何もない。
自分は習性でいつも最後まで観るんだけど。
まとめ
前作「アベンジャーズ」がなかなか面白かったので期待して観に行ったのだけど完全に裏切られた。
AoUを観に行く時間とお金があったら、「マッドマックス」を観に行くことを強く、強くお勧めする(しつこい)。
42/100点(これでも甘め)
では
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*1:詳しくはWikipedia: マーベル・シネマティック・ユニバースをご覧下さい